起業する人のための怒りとの付き合い方

起業すると色々な方とやり取りするようになり、それぞれに自分の思いや好みがあります。
最初は気が合う人も、細かいところを詰めていくうちに違う所が目に付くようになりやすいもの。

経営者は物事を進めていくには感情のコントロールが大切です。
最近はアンガーマネジメントという言葉も注目されています。

仕事を進めていく上で、物事がこじれてしまうこともある

仕事では、ちょっとした行き違いや誤解から物事がこじれることもあります。このような時、必要以上に怒ったり悲しんだりせず、事実を淡々と片づける力、自分の感情をコントロールする力が必要になります。

私も震えるほどの怒りを抱えたことがあります。取引先A社から代金を支払ってもらえず、社長に何度電話をかけても繋がらない、メールも音沙汰なし。会社に連絡し伝言を残しても返事を頂けず、悶々とした気持ちが募りました。

自分の中で怒りが熟成されて、この時期の私はA社のことで頭がいっぱいでした。考える度に怒りが生まれ、ずっしりと思い気持ちを引きずっていました。すると顔つきや態度もイライラして、悪い影響が出始めたのです。

これでは、未払いの金額より、自分へのダメージがはるかに大きいと気づき、代金回収を諦めました。「未払額を超える売上を作る!」と自分に宣言して頭を切り替え、売上を作ることに集中しました。

怒りを引きずるのはマイナスに繋がる

仕事をしていく上では、早目の損切りも必要です。A社の未払いを振り返ってみると、契約書を作成しなかったり、相性が合わないと感じながらも仕事を引き受けてしまったりと、私にも反省する点がありました。この経験を次に活かそう、講演やコラムのネタに使わせてもらおうと思うことで、自分の気持ちを整理しました。

世の中には色々な価値観を持つ経営者がいて、取引先への対応も様々です。不誠実に感じる会社もありますし、社内体制が整わず、対応が後手後手になっている場合もあります。仕事なのでちゃんとして欲しい!という思いはありますが、どこも万全の体制というわけではありません。

こういう時は、一旦、感情を脇に置きましょう。合わない人、苦手な人に対してエネルギーを使っても時間のムダですし、自分の器が小さくなります。嫌な対応をされると、言い返そうとか白黒つけようという気持ちが生まれることもあるかもしれません。しかし、それをやってしまうと自分に嫌なものが返ってきます。自分の口から汚い言葉を吐くと、自分自身も汚れてしまいます。

話すことで自分の感情も外に出してあげる

きれい事だけでは気持ちが収まらない時もあります。そんな時は、笑って聞いてくれる経営者仲間に話してスッキリしましょう。一人で抱えていると悲劇になることも、誰かに話すと笑い飛ばせる喜劇に変わることがよくあります。こんな時、女性経営者仲間は心強い存在です。

嫌な感情や怒りはさらっと交わしながら、自分が進む道、心地よい仕事スタイルを作ることにエネルギーを注いで下さい。そうしていれば、自分と価値観が合う人、気持ちの良いやり取りができる人が周りに自然と集まりますから。

「わくらくってどんなところ?」と、ご興味を持たれている方

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