女性が起業してお金をかけるタイミング

女性の起業では「小さく産んで大きく育てる事業スタイル」を提案していますが、タイミングによっては資金を投入してチャレンジした方が良いこともあります。

これは、自分自身がどの規模までビジネスを広げたいかというビジョンと人材や物件などのご縁がうまくかみ合った時です。
また、同じようなサービスを行っている競合と差別化するために、ある程度の投資をしてグンと成長させて一歩前に出ることも大切です。

ステージアップのタイミングで特徴を出す

たとえば、わくらくの場合、同じような女性のコミュニティはたくさんあります。
このままでは新しい団体、華やかな団体に人が集まって、うちが埋もれてしまう。。。と危機感を感じた時、セミナールームを構えることを決めました。(2013年12月)
30名が入るセミナールームを持つことで、会員さんが集まりやすくなるし、大きく展開出来ると思ったのです。

物件取得、オフィス家具の購入など、それなりに資金は必要でしたが、このセミナールームを構えることで、これだけの売り上げ増を見込むとあれこれ電卓を叩きながら事業計画を作成しました。

また、2018年8月には事務所を移転してコワーキングスペースを開設し、ソフトとハードが揃った起業支援体制ができました。

どれくらいで回収できるのか何度も電卓を叩いてみる

ただ単に、お金をかければ良いというのではなく、この投資を行うことで
・どのような効果を期待するのか
・その結果、売上がどれくらいあがるのか
・お金をかけた分は、どれくらいの期間で回収できるのか
を机上で良いので何度もシュミレーションしてみましょう。

私がセミナールームを広げる前に考えたのは、次のようなことです。
・30名規模のセミナールームを構えることで、会員さんが○○名増える
・レンタルルームとして、週○回の利用がある。
・その結果、売上が○○円上がる →投資分は1年で回収可能。

わくらくコワーキングスペース開設にあたっては、借り入れも行ったので今まで以上に電卓を叩きました。
またクラウドファンディングも活用してプロモーションを行いました。

女性向けの融資制度もたくさんあります

何かをやるには資金が必要、でも私でもお金を借りることが出来るのかな?
という方もいらっしゃるかもしれません。

今は女性の起業に対して様々な融資制度があります。
起業の無料相談窓口などを用意されている機関もありますので、一度相談に乗ってもらうのも良いですよ。

日本政策金融公庫には、創業相談コーナーが設置されています。
お金を借りる借りないに関わらず、自分がやりたいことを客観的に見てもらうために相談に行ってみてはいかがでしょうか?

「わくらくってどんなところ?」と、ご興味を持たれている方

まずは入会説明会にお越しください。

TEL / 050-3629-1882(受付時間:平日9:00〜18:00)