1人では限界がある!でも人を雇う余裕が無い時は

人に頼むと赤字になるのはビジネスモデルの見直しが必要

以前にコラム「女性起業家が一人では限界だと感じた時」で、人に任せていく方法を2種類ご紹介しました。

このコラムを読んでくださった方から、次のようなご質問をいただきました。
「ブログやフェイスブックの投稿、事務手続きなど他の人に任せたいけど、人に任せると赤字になってしまう。」

人に任せると、外注でも、雇用でも費用が発生します。
その費用を払う余裕がないということで、自分でなんでも抱え込んでおられる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、人に任せる以前にビジネスモデルの見直しが必要です。


(電卓と仲良くなりましょう)

働いてもお金が残らない人は、数字を見直そう

朝から晩まで精一杯働いて、自分一人で活動することの限界を感じるくらいに忙しいのに、外注を依頼する経費が出ないようでは気持ちも体も長続きしません。
忙しいのにお金が残らないという方は、一度、1ヵ月の売り上げをしっかり見直してみましょう。

例えばエステサロンを経営していたとします。

売上は客単価×客数。
お客様の平均単価と1週間のお客様数を紙に書き出します。

例)平均客単価 8000円、1週間のお客様数が10人の場合

1週間の売り上げ
8000円×10人=80,000円

1ヵ月の売り上げ
80,000円×4週=320,000円

ここから家賃や交通費、広告費などの経費を差し引いて、いくら残るのか確認します。

「これでは食べていけない!人に任せる費用も出ない!」
という状況でしたら、
売上=客単価×客数
ですから「客単価」「客数」を上げることができないかを考えてみましょう。

客単価を上げるには、オプションメニューを作る、オリジナル商品を作るなどが考えられます。

単位時間での売り上げを意識する

客数を増やすという点では、すでに時間的な限界を感じている場合は、別のやり方を考える必要があります。
1対1で接客する施術だけでなく、1対複数で対応できるワークショップやセミナーなどです。


1)8000円のエステメニュー、カウンセリングや着替えなどの時間を考えると2時間が必要
2)洗顔セミナー 2時間 3000円で5人が参加 3000円×5人=15000円

1)と2)では、同じ2時間での売り上げが8000円と15000円と変わってきます。
単位時間で売り上げを上げるにはどのようなやり方があるか、いくつか可能性を考えてみて、行動しやすいものから実践してみましょう。

 

「わくらくってどんなところ?」と、ご興味を持たれている方

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