小さく生んで大きく育てる起業スタイルでは、最初は一人で起業して徐々に大きくしていくというパターンをとられる方が多いです。
しかし、順調に事業が大きくなると、一人で何でもこなすことが時間的にも体力的にも難しくなります。
一人では限界!と感じた時は次の流れで自分の仕事を整理してください。
付箋か単語カードに自分が行っている業務を書き出す
このカードを
「自分しかできないこと」「人に任せられるもの」
に分けます。
人に任せられるものの中からどうやって任せていくか考えていきましょう。
人に任せる方法は2つあります。
・外注でお願いする。
・スタッフを雇う。
外注でお願いする。
事務代行など外注サービスもたくさんあります。
弊社も、私とスタッフが同時に事務所をあけることがあるので電話番として秘書サービスを活用しています。
事務所にかかってきた電話が秘書サービス会社に転送されて、対応してくれるサービスです。
秘書サービスが一旦受けて、私の携帯にメールで案内してもらえるので、留守中の電話もしっかりと対応できます。
小規模事業主にとって便利なサービスが今は増えています。
・記帳代行
・電話代行
・イベントなどの受付、運営サービス
・ブログ執筆代行
・書類作成
・名刺の整理、管理
経営者の時間は新しいことを生み出すために活用したいもの。
外注で任せられるもの、自分が苦手なものは人に任せて、得意なことに時間を集中させましょう。
スタッフを雇う。
事業を拡大するには、人を雇いマンパワーを増やすことが効果的です。
ただ、人件費のこと、うまく思いを共有できるか、育てることができるかという点で雇用をためらう人も多いです。
人に頼んでいる間に、自分でやった方が早い!
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
私自身も社員を雇って感じたことですが、自分一人で事業アイデアを考えているとマンネリ化して自分では見落としていることもたくさんあります。
新しい人が入り、新しいアイデアが出てくることで、自社サービスも魅力が広がります。
そして、社員を育てていくことで自分自身の考え方も見直すことになり、自分の視野が広がります。
人件費を負担することに不安を感じる方もおられるかもしれませんが、助成金制度もうまく活用しながら、事業を育てていきましょう。