ライフワークで”幸せ”起業術 著者:三根早苗 氏にインタビュー

女性起業家ネットワークわくらく代表
有限会社パワーエンハンスメント代表取締役
関西ベンチャー学会理事
近畿経済産業局女性起業家応援プロジェクト委員

 現在はどのようなお仕事をされていますか

女性起業家のネットワーク「わくらく」を設立し、女性起業家のサポート体制を整え、
女性向け起業塾、事業コンサルティング、プロデュースに取り組んでいます。

—なぜそのお仕事をしようと考えたのですか

実はもともと私が起業家なんです。20代最後の年に「アロマ・ネイルサロン」を開業しました。
でも、開業したとき、経営、営業に関しての知識、経験が無かったため
運営がうまく回らず開店休業状態になってしまいました。
自宅でしていたこともあって、外出も減って孤独感がすごくて…。

知り合いの女性起業家とお話ししているときに
「リスク管理や営業など知識、経験が無いところはプロに教えてもらえばいいんだ」という結論にいたりました。
素人が分からないことを調べながら試して時間をかけるより、プロは早くて確実ですから。
そこで、同じような境遇の女性も多数存在することを知っていたので、
皆に声をかけてプロにセミナーを開いてもらったんです。

皆とても喜んでくださって、これはもう定例会にしたいなと。
セミナー以外にも食事会を開いて相談しあったり、ただただお話を楽しんだり。

この場所をもっともっと広めて、多くの女性起業家をサポートしたいと思ったのが
現在のお仕事をしようと考えたきっかけです。

電子書籍を出版しようと思ったきっかけを教えてください

カタチの無いサービスをしている女性起業家のお仕事を、
カタチに残したいと思ったのがそもそものきっかけです。

サポートしている女性起業家には、「イメージコンサルタント」や「お料理教室の先生」など
カタチの無いサービスをしている人が多くいます。
素晴らしいお仕事をカタチに残して、多くの人に知ってもらいたいと考えていたのですが、
なかなかいい方法が無いな…と。

そんな時、インターネットで偶然電子書籍のセミナーを知り行ってみました。
電子書籍に関するお話を聞くうちに、「私が探していたのはこれだ!」って思ったんです。
想像より気軽にできそうですし、なんと言ってもAmazonって誰もが一度は見てたりしますよね。
すごく多くの人に知ってもらえる可能性を感じました。

そして、皆さんに電子書籍を出版してもらうには、出版の方法などを知る必要があったので
まずは自分が出版してみようと思ったんです。

 

実際に電子書籍の出版をした感想はいかがですか

まずはスピード感にびっくり。

実は以前に紙の出版もしたことがあるのですが、色々なことにすっごく時間がかかるんですよね。
何か月もかかってやっと出版して、数か月たって感想のお手紙をいただいたり。

それが電子書籍の場合、記事を書いたらすぐにアップされるのでスピードが全然違うんです。
さらに、アップして数時間後に気になって見てみると…すでに感想を書いて下さっている方がいたんです!
このスピード感には本当にびっくりしました。

—それはすごいですね!他にはありますか?

人脈を改めてつなげるきっかけになり、出版して良かったと思っています。
連絡がご無沙汰になってしまった方に、出版の連絡をしたのですが、それがきっかけでまた連絡を取り合うように!
なかなか久しぶりの連絡ってとりづらいものですが、出版がいいきっかけになりました。

 

出版にあたり、苦労したことはありますか

原稿を書くことですね。
今回私は「女性起業家のインタビュー」を書籍にしたのですが、
その方々の本当の魅力を引き出して、読んで下さる方に伝わるよう構成を考えることに
とても時間を費やしました。

でも、早く皆に電子書籍のいいところを知ってほしくて早く書きたい。…頑張りました。

これから電子書籍の出版を考えている人に向けて
何か一言あればお願いします。

私は電子書籍で世界が広がりました!

書籍にすることで、私自身本当にやりたいことが明確化となりました。
また、周りの人が、私が本当にしたいことや、私のやる気を知ってくださったようで、
困っているときに助けてくださったり、必要としている人を紹介してくださったりということが増えました。
それが次の一歩へのきっかけとなり、出会いも広がりどんどん世界が広がっています。

—ご協力ありがとうございました!

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