自分の商品を勧めるのが苦手なんです。
売込みが苦手なんです。
とおっしゃる方がいらっしゃいます。

自分の商品を勧める＝自分の商品について、必死で説明しなければいけない
という思い込みがあるのではないでしょうか。

最近、読んだこちらの本では、交渉、セールスについて、とても
分かりやすく、実践しやすいレベルで書かれていました。

2020年6月30日にまたここで会おう　瀧本哲史伝説の東大講義

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2012年6月30日に29歳以下の学生を対象に行われた瀧本哲史先生の講演を
書き起こした書籍です。

「2020年6月30日にまたここで会おう」
というタイトルは、今日の講演をきっかけに行動してみて、8年後に
その結果を報告しましょうと瀧本先生が呼びかけられたことに
由来しています。
（残念なことに、瀧本先生は2019年に亡くなられました。）

学ぶことの意味、仲間づくり、アイデアは盗まれるのか盗まれないのか
自分の人生を生きるとは
など、興味深い内容について、とても分かりやすい言葉で話されています。

聞き役に徹することが大切

　
この本では「交渉」というテーマで、誰かに商品を売る「セールス」についても
書かれています。

「聞き役に徹する」
営業が苦手という方は、この聞き役という点を見落としておられるのではないでしょうか？
自分の商品を知ってもらおうと思うと、ついつい自分が話したくなります。
自分が持っている全ての情報、知識を伝えて、分かってもらおう！と思いがちなのです。

私も起業当初に、この失敗を繰り返していました。
わくらく入会説明会の時に、わくらくの成り立ちや、サービス内容を延々と話してしまうのです。
しっかり説明しないと分かってもらえない！
伝わらなかったら、もっと詳しく説明するべきだ！
という思い込みがありました。

でも、相手の方は、自分が興味の無い内容、まだピンときてない情報を
延々と話されても頭には入りません。
逆に、疲れて思考停止になってしまうリスクの方が高いです。

皆さんも、営業マンに、興味が無い内容を延々と話されて
「いつまで続くんだろう。。。」
と思った経験はありませんか。

私は、ある時から、目の前の人が「困っていること、相談したいことは何か」を知るために
まずは話してもらうというスタイルに切り替えました。
今では、入会説明会に来られた方が
「こんなに自分のことばかり話して、大丈夫ですか？」
とおっしゃいます。

人は、自分に必要な情報しか上手く受け取ることができません。
相手の方に悩みをお話していただいて
「そのお悩みでしたら、わくらくのこの制度を活用されたら、こういうことができますよ」
と伝えると、すんなりと理解してもらうことができます。

売込みが苦手という方は、まずは相手の方にどんどん話してもらうことを心がけて下さい。
そして、その悩みなら、こうやって解決出ますよ！ と思ったタイミングで
ポンっと自分の商品を提案してみましょう。

わくらくでは、お客様への提案の仕方、営業のシュミレーションもお手伝いしています。
自分の商品を上手く売り込むことができない方は、ご相談下さい。

自分自身を拠りどころとするために

　
最後に、この本で私が印象に残った箇所を一部抜粋して紹介します。

この本には、交渉だけでなく、自信をつけること、失敗への恐れなど
自分を軸にして生きるための知恵が詰まっています。

読み進めるうちに、自分の力を世の中に役立てて、しっかりと稼ごうと思うのです。
そして、瀧本先生の愛情深さに触れて、人を支援するということについての道筋が見えます。

今のままで良いのかなと、自分のこと、世の中のことについて不安を持つ人におススメです。

「2020年6月30日にまたここで会おう　瀧本哲史伝説の東大講義」

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