今年、補助金活用では目玉になるであろう事業再構築補助金。
予算額が大きいので、昨年の小規模事業者持続化補助金第1回、第2回のように
高い採択率で交付されるのでは?
と淡い期待を持ちながら、多くの人が注目しています。
経済産業省にサイトに掲載されているリーフレット
この補助金の趣旨は、次のとおり。
「新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、
思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。」
思い切った事業再構築!?
再構築、業態転換とはどのレベルの転換が必要なのか?
この補助金の活用を考えている人、支援者側が気になっていたポイントです。
どこまでを業態転換というのでしょうか?
事業再構築の定義が発表されました
事業再構築補助金が発表された時から多くの人が気になっていた
「事業再構築とは?」
が指針で明確に発表されました。
事業再構築指針の手引き ←経済産業省のサイトに飛びます
事業再構築の定義
・新分野展開
・事業転換
・業種転換
・業態転換
・事業再編
補助金で取り組む事業が、上に示された5つのいずれかに当てはまる必要があります。
詳しく見ていくと、次の内容も求められています。結構ハードルが高い
新規性要件
・製品の新規性(今まで製造したことがない、提供したことがない)
・市場の新規性(今までとは違うお客様を対象とする)
売上高要件
・新事業の売上が3年後に全体の10%以上を占める事業計画
・新事業の売上が3年後にメインになる事業計画
(上の2つは取組内容によって、どちらが当てはまるか異なります)
めちゃめちゃ平たく言うと、補助金を活用するには、次のことを満たしなさいということです。
今までやったことが無いことを、今までとは違うお客様に向けて展開しなさい。
そして、3年後に売上の柱になるような事業計画を作りなさい。
経済産業省がいう「思い切った事業再構築」とはこういうことでした。
本気で、思い切ってチャレンジしようという人を応援する補助金ですね。
指針の中には次のような事例が紹介されています。
・日本料理屋を経営していた人が料理教室を始める
・ホテル事業者がレンタルオフィスを始める
・日本料理店が焼き肉屋を始める
皆さんが取り組みたいと思っていたこと、補助金に当てはまりそうですか。
まずは申請の条件を確認しましょう
今回は、コロナの影響で厳しい状況にある中小企業、中堅企業、個人事業主が対象なので、
申請条件として次の項目が挙げられています。
申請条件
1.売り上げが減っている
申請前の直近6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前(2019年又は2020年1~3月)の同3か月の合計売上高と比較して10%以上減少している。
2.事業再構築に取り組む
3.認定経営革新等支援機関と事業計画を策定する
思い切って新しいことにチャレンジしよう!
と考えていたという方にとっては、ありがたい補助金なので、
検討中の方はご相談下さい。
事業再構築に当てはまるか、内容を詳しく確認します。
他にも、小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金についても説明しますので、
新事業をお考えの方はわくらくに来られたら、一緒に活用法を考えます。
補助金を有効活用して、新事業に弾みをつけましょう。
□事業内容を思い切って変えたい
□起業仲間が欲しい
□実際に起業している人の話を聞きたい
□自分がやりたいことが仕事になるのか相談したい
□イキイキと仕事を楽しんでいる女性と仲間になりたい
□売上の頭打ちを感じている
□三根の話を聞きたい
わくらく入会説明会日程 ←青いリンクをクリックしてください