女性起業家支援わくらく
あたらしい会員さんをご紹介します!
◆八木尚美(やぎたかみ)さん
―どのようなことで起業されたのですか?
障害のある方(発達障害、知的障害、ダウン症や体の不自由な方など)のご家族向けのオンラインカウンセリングをしています。
―きっかけは?
現在は障害者の福祉作業所で働いていますが、以前は学校司書を10年間していました。
障害のある子ども達とふれあい、ご家族とも接していく中で、
「この子の将来、あまり希望を持てない…」こんな風に思っているご家族を目にしました。
すごくショックでした。
じつは、若い時の私の悩みと同じなんです。
私にも障害を持つ弟がいるので、身内だからこそ色々な思いを抱えています。
時代が変わっていても、障害者を持つご家族の悩みは全然変わらないんだ、
それだったら、今の私に何かできることはないのか。
そう思ったのがきっかけです。
―八木さん自身も、障害のある方のご家族だったんですね。
たまたま新聞広告で見かけた「キャリアコンサルタント」の資格募集でカウンセリングができるとあり、
【キャリアだけでなく、人生のサポート役】として子どもたちの将来に役立ち、そうすることでご家族のケアもできるのではないかと思い資格をとりました。
―今までカウンセリングを受けられた方からは、どんなお声をいただいていますか?
「お話ができてよかったです。」
「明日もがんばってやっていこうと思います。」
こんなお声をいただきます。
ご家族は毎日を送るだけで大変で、これでいいのか?と思いながら子育てや介護をされています。
ケガや病気もあるので、そのときの対応に追われて精一杯になるんです。
でもカウンセリングの時間のときは、ホッとしていただきたいですね。
◆家族がお世話をして当たり前
ご家族が外に働きに出たいと思っても、時間の制約や、世間の目を気にして動けない家庭もあります。
「家族がお世話をして当たり前」と周りからは見られるので、趣味など自分のしたいことができていない方が多いように感じます。
◆障害をもつご家族の力になりたい
私のように、障害を持つ兄弟姉妹では、「あなたがいるから安心ね」と小さいころから言われることが多く、周囲からの期待から(良い子でいないと…)とプレッシャーに思うことが辛かったんです。
そんな兄弟姉妹や、家族の方に寄り添って少しでも力になれたらと思っています。
些細なことでも、愚痴でも、将来の不安のことでもいいです。
とにかく、一度お話を聞かせてください。
「障害者家族が障害者と共に自分らしい人生を歩む」
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