女性起業家ネットワークわくらくには、起業を考えているけど、何の分野で起業したら良いか分からないと起業ネタを探している方も相談に来られます。
このような場合、次のようなステップで視野を広げていかれることをオススメしています。
1.女性経営者に接してみる
2.各種スクールのお試し体験会に参加する
3.起業の技術を身に付ける
4.お試し体験ができる場を作る
1.女性経営者に接してみる
まずは、女性経営者と直接触れる機会を作りましょう。
講演会、セミナーに参加するのも良いですね。その場合は、できるだけ早めに会場について距離が近い最前列で受講するように心がけて下さい。
実際に起業して、会社を経営している人がどんな雰囲気なのか、空気感を感じることが大切です。
気さくで身近に感じることもあるでしょうし、経営者脳を感じることもあると思います。
色々な女性経営者に接して、経営者の人柄や、経営者の視点を感じること、これがビジネスになるんだ!というヒントを見つけることが、視野を広げてくれます。
お手本にしたい女性経営者が見つかったら、ブログなどをこまめにチェックすると、経営者の考え方が分かります。
私は起業当初は、女性のコミュニティをネット上で運営されているewomanの佐々木かをりさんのブログをマメにチェックして、書籍を読み込み、講演会などでも最前列で参加していました。女性のコミュニティを運営している人がどのようなことを考えて、どのように行動されているのか、どこを目指しておられるのかを知りたかったんです。
半年くらい追いかけているうちに、何となく佐々木かをりさんが目指しておられることが分かったような気がしました(私の思い込みですが)。自分が将来的にどうしたいかも見えてくるようになりました。佐々木さんのように、たくさんの女性が集まって活発に交流する場を作りたい!と思うようになりました。
2.各種スクールのお試し体験会に参加する
女性の場合、何か技術を身につけることから始められると良いです。
技術を提供することは、起業のきっかけになりやすいからです。
私自身もアロマテラピーとネイルの技術を身に付け、サロンという形で起業したことがきっかけになりました。
何かを始めてから、自分に合う起業スタイルが見つかることもあります。
ただ、その何かを見つけるには技術を身につけて、それを売るという形が早いです。
アロマテラピー、エステ、ネイルなどの美容系。
お菓子作り、テーブルコーディネート、速読などの教室系。
eBay、チラシ、サイトのつくり方などのパソコン系。
今は様々なスクールがあります。
開業サポートを売りにしているところもありますが、実態は様々ですのでスクール説明会、体験会で次の点を確認しましょう。
・講師との相性 この人から学びたいと思えるか
・修了生の活躍の様子 実際に修了した人がビジネスにつながっているか
3.起業の技術を身に付ける
自分と相性が合うスクールが見つかったら、まずは技術を身につけてください。
またスクールは横のつながりを作る場でもあります。
実際に起業したら、横のつながり、助け合える仲間が必要です。
同業者はライバルではなく、共に成長していく仲間。
今のビジネスは協力し合って成長する時代ですので、スクール時代につながりを作っておきましょう。
4.お試し体験ができる場を作る
座学としてスクールで学んだことを、お客様に提供できるレベルまで高めるには実践を積むことが必要です。
モニター募集、イベント出展などを通して、自分の技術をお客様に提供し反応を確認しましょう。
私のコンサルティングでは、開業までにモニター100人チャレンジを提案しています。
技術の向上や自信は接客の数と比例します。自信がない時こそ、経験を積むことができる場を作って下さい。
実際に接客してみて、自分の技術がどれだけ役立つのか、どこが足りないのか分かります。
フィードバックをもらいながら技術を改善し、高めていくことは起業してからもずっと続きますが、これを楽しめるようになりたいものですね。