代表・三根早苗からのご挨拶です。
1998年 | 京都大学工学研究科 合成・生物化学専攻修士課程修了 |
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1998年 | 住友化学工業株式会社入社 有機合成研究所配属 |
2002年 | リラクゼーションサロンTournesol 開業 |
2004年 | 女性起業家ネットワーク わくらく設立 |
2005年 | 有限会社パワーエンハンスメント設立 |
2011年 | 関西ベンチャー学会 理事就任 |
2011年 | 関西ベンチャー学会内に女性起業家研究部会を設立 |
2013年 | 関西ベンチャー学会 副会長就任(~2015年) |
2014年 | 近畿経済産業局「女性起業家プロジェクト」委員就任 |
2015年 | 電子書籍を主としたわくらく出版設立 |
2016年 | 泉佐野市 女性起業家ステップアップ事業アドバイザー就任 |
有限会社パワーエンハンスメント 代表取締役社長
佐賀県出身
わくらくの原点は、ひとりで悩んだ自分の姿
「好きなことを仕事にして、もっともっと人生を楽しもう!」
と20代最後の年にメーカーを退職し、アロマセラピスト、ネイリストとして起業しました。
起業することで自分らしい生き方、豊かな働き方ができると信じていました。
しかし、営業経験が全くないままに起業したので、誰かに興味を持ってもらうこと、買ってもらうことの難しさを起業してから痛感しました。集客ができずにサロンは開店休業状態、鳴らない電話を眺めながら過ごす日々が続きました。
豊かな働き方を目指して起業したのに、現実の厳しさを知り、減る一方の貯金に不安を募らせていました。
たくさんのアドバイスをもらっても活かせない、分かってない
人脈を広げるために、交流会や勉強会にもたくさん参加しました。起業したばかりの頃は、出会った人が色々なアドバイスを下さいます。
「ホームページを毎日更新したら良いよ」
「メルマガを発行したら良いよ」
「近所のお店にチラシを置いてもらったら良いよ」
お客様に来て欲しい一心で、もらったアドバイスを素直に実行しました。夜中までパソコンに張り付いて必死でホームページを作り、メルマガも発行しました。
それでも反応がありません。
集客につながるホームページやメルマガには「行きたい」と思わせるコツが必要です。しかし、起業したばかりの私は、コツがあることを知らずに、ただ単にホームページやメルマガを作ったら良いと思い、自分が書きたいことを書き綴っているだけでした。
アドバイスを実行して、寝ずに努力しているのに反応がない。空振りばかりで、何が悪いのかも分かりません。自分は世の中から必要とされてないのではないかと寂しい気持ちでいっぱいでした。勢いだけで起業したことを後悔していました。
一人でできることの限界を感じて仲間とアイデアを出し合った
「お客様が来てくださらない現状を一人で悩んでいては気持ちが落ち込むばかり。良いアイデアは湧きません。しかし、他の人の営業方法を参考にすると上手くいっているところも、改善した方が良いところも分かりました。自分一人のアイデアでは限界がある、それならみんなでアイデアを出し合い、上手くいった経験を共有しよう。
これがわくらくの始まりです。最初は5名の仲間と始めました。
様々な技術を持つ仲間が集まることで企業と提携することができる
「アロマセラピスト、ネイリスト、占い師、インテリアコーディネーター、キャリアコンサルタントなど仲間が増え、出張講師サービスとして企業への提案を始めました。一人一人は小さな力でも、集まることで大きな魅力になることを実感しました。
目標は「食べていくこと」から「豊かな働き方」へ
「わくらくを立ち上げて19年以上が経ち、会員数も200名を超えました。関西だけでなく東京や九州にも仲間が広がっています。最初は「好きなことを仕事にして食べていく」を目標としていましたが、今はさらに豊かな働き方、一緒に成長していく仲間作りの場としての役割も生まれました。
わくらくには起業準備中の方から、30年以上経営に関わる方まで幅広い層の会員が在籍し、それぞれが刺激を与え合っています。女性の感性を活かしながら、しなやかで豊かな働き方、生き方に繋がるコミュニティです。
わくらくはチャレンジを応援する場
「やりたい」という思いを育て、試し、形にすることが出来る場所です。年齢もキャリアも関係なく、みんなが自分が好きなことを追求しチャレンジしています。チャレンジを通して、皆さんの個性、才能が輝き、そんな皆さんの姿が周りを元気づけると信じています。
一緒にわくらくな働き方を実現していきましょう