先日わくらくで「帳簿のつけ方勉強会」が開催されました。
講師は、しなやかライフ研究所の小谷晴美さんです。
個人事業主の方は、年度末に確定申告で税務申告をします。
その確定申告では帳簿付けが義務化されています。
(法人の場合は決算日が会社によって異なります。)
最近では使いやすい会計ソフトが数多く出ていますし
テレビCMでは面倒で大変な経理業務が
ソフトを使うとスムーズに簡単になったというような
内容も頻繁に見るようになりました。
事業の規模に関わらず、
大企業であっても、中小企業であっても、小規模事業でも、
お金の流れ、つまり「帳簿」を付けることが必須になります。
そして帳簿を付けることによって、
数字、お金の面から事業を客観的に見ることができます。
昔はノートに手書きで帳簿をつけるのが主流でしたが
今はOfficeのExcelやGoogleのスプレッドシートなど
パソコンで使える便利な機能もあります。
以前、わくらく会員さんとの会話の中で
「若い頃に転職を考えて簿記の勉強をしました」
「簿記2級持ってるので帳簿は自分でつけてます」
と話しておられる方が何名かいらっしゃいました。
私は事業を長く続ける秘訣の一つに
“お金の管理”や”帳簿の知識”が入るのではないかと考えます。
今回の勉強会では
・お金の管理について
・課税所得について
・扶養について
・白色申告と青色申告の違いについて
・簡易帳簿と複式帳簿の違いについて
・簡易帳簿のつけ方
・電子化について
といった内容を学びました。
具体的な数字や、起業家さんに起こりやすい事例を交えて
わかりやすく説明、解説してくださいました。
参加者からは
「日々のお金の管理を簡易帳簿でつけてみようと思います」
「扶養について疑問に思っていたことがわかってよかったです」
といった感想をいただきました。
他にも、領収書を整理する方法や帳簿の保管方法、
困った時にどのように税務署に問い合わせるかも教えていただきました。
私が一番印象に残っている先生の言葉は
「領収書類を整理できると、自己肯定感が上がります!」です。
領収書やレシート類が1年分となると、
あちこち散乱してしまうし、数が多いのでかさばります。
いざ必要な時にどこいった?となってしまうこともしばしば・・・。
私も早速、今回教えていただいた整理方法を早速実践しました。
もし、
まだ売り上げが少ないから・・・とか
赤字だから・・・と思っていらっしゃる方も
起業して事業を始めたからには
何かしらの経費もかかっているはずです。
お金の流れを見える化するためにも
簡易帳簿から始めてみましょう!
起業したい人、起業したけど何から始めたらいいかわからない人、
事業が伸び悩んでいる人、どんな方でも大歓迎です。
お気軽に、女性起業支援コミュニティわくらくにご相談ください!