仕切

野上 ふきさん

会社名
はり・きゅう院/漢方整体院温緩堂(おんかんどう)
設立
2007年6月
所在地
〒658-0045 兵庫県神戸市東灘区御影石町1-4-36-1
電話番号
078-587-2731
事業内容
痛みが溶ける、疲れが癒えるはり・きゅう院/漢方整体院温緩堂運営、漢方セルフケア・漢方整体スクール講師、漢方整体ウォーキングの会主宰
代表者
野上 ふき
ホームページ
はり・きゅう院/漢方整体院温緩堂(おんかんどう) ホームページ
E-mail
info@angeplume.com

インタビュー

第1回はわくらくに入会されて15年以上たつ、はり・きゅう院、漢方整体院温緩堂(オンカンドウ)の院長 野上ふきさんにお話をお伺いしました。

 

― 2007年4月から起業されて、起業後の同年9月くらいにわくらくに入会されたということですが、入られた経緯はどんな感じだったのですか?

入会した頃は、イベントの主催もされていたので、知ってもらえるきっかけにもなるし、個人事業主の方とのつながりもできるかなと思って入会しました。相談したいこととか、同じ悩みを持つ人がいて、話ができるというのが心強いというのもありました。イベント出展で、仕事は違ったとしても、同じ方向を向いていることで、共有できることもあり絆が強まったと思います。その頃に出会った方と、今でもお付き合いが続いている人が多くて、頻繁に会うわけじゃなくてもお互いに気にかけていて、すごくありがたいですね。

 

― 長いお付き合いをされているのって素敵ですね。さて、現在されている事業についてお聞きしたいのですが、1日のスケジュールはどのように動いていますか?

院では朝10時から夜は21時までです。現在は週3日訪問治療をおこなっていて、産婦人科と高齢者施設2か所、それと障がい者施設の4か所ですね。朝から移動することもありますし、夕方まで訪問治療で、それから院でのご予約を受ける日もあります。訪問治療は1日に1か所なので、移動の負担はないです。1日に数人から多いところでは15人以上の方が受けてくださいます。皆さん、とても喜んでくださるので、こちらも嬉しいですし、元気をもらえます。癒されますし、その日1日があるからリセットしてまた頑張れます。施術は触れることで同調するので、喜んでいただけているとこちらも同じ感覚になります。

― 施術される側だけじゃなく、施術する側も、癒されたりする気持ちになるんですね。お仕事だけでなくお家のことなどもたくさんされると思うのですが、そういう時はどんなふうにして時間をうまく使ってるのですか?

去年から母親との同居が始まり、家事はほとんど任せています。認知予防になると言って喜んでしてくれているので助かっています。ジムに行って身体を動かしてリセットしたり、趣味のクロマチックハーモニカも再開しました。なかなか時間を取るのは難しいんですけど、気分転換のためにもオフの時間も作るようにしています。

 

― 昨年11月のお仕事PR会の時にお話しされていましたが、施術中に月のリズムの音楽を取り入れられているのは、音楽好きなことが繋がっているのですか?

偶然、施術用の月のリズムの音楽に出合って、とてもリラックスして施術ができて心地よかったんです。15年近くずっと同じ音楽を流して施術しています。

― 昨年、鍼灸の資格を勉強して取得されて、それまでもリンパケア・アロマ・操体法など整体だけでなくいろんなものを取り入れられてらっしゃるのは、なぜですか?

セルフケアも必要だと思い学びました。施術を受けていただくだけでなく、普段の生活も重要だと考えています。

 

― 施術や事業を進めていく中で、一番苦労したことは何ですか?

最初の頃は、知人やご紹介の方が来てくださったりしていました。これだけじゃだめだなと、ポスティングしたりとか、飛び込みでお店にチラシを置かしてもらったりとかしていました。16年前はmixiやブログだけで、今みたいにいろいろな発信場所がないので、集客の面では、苦労しました。毎月のようにイベント出展もしていましたね。そこから繋がりができてきたという感じでしたね。私の整体は、引っ張るという独特な手技で知られていないものだったので、最初はわくらくさんのメンバーさんに受けてもらったり紹介がほとんどでした。定着するまで不安がありました。



(2022年わくらくクリスマス会でのWSの様子)

 

― 定着するまでどれくらい時間がかかりましたか?

最初の5年間は場所を借りてやってたんですね。5年経過して、自分の場所が欲しいと思って、家を建てたんです。なんか、ひらめいたんです!その頃、神戸の患者さんが徐々に増えてきていたので、神戸に建てようと思って、6年目に覚悟を決めて、店舗兼住宅を建てました。そこから気合いを入れないとっていうのがあったかもしれないですね。場所をきちんと作らないとって思ったんです。きちんと場所を持つのは大事ですね。その頃は、女性だからこその見せ方とか見られ方が大切だということも学びました。

 

― 決断力と覚悟の決め方がすごいですね。

周りはびっくりしたと思いますね。ひとりで不動産屋さんに行って、決めてから主人に言いました。理由とか全部ちゃんと組み立てて話ししたので、意外とびっくりしなかったんですよ。「そうか、わかった」みたいな感じでしたね。あのときはもうスイッチが入って、後戻りができないし、先に進むしかないので、必死でした。納得してもらうように話を組み立てて、全部きちんといけるようにしましたね。

 

― それだけの行動力と情報収集をされていたというバイタリティあふれるお話をお聞きできて今感動しております。やりたいことを叶えていくってかっこいいです。

これやりたいって思ったときに、「あ、もう、これ!これしかない!」って思ったと思うんですよ。今考えると、貯蓄したり、自然と計画できてたなって思いますね。自分のやりたいことを絶対実現したい、そのためにはお金は必要ですね。なんか意外と今考えると計画してましたよね。

― これからの夢はどんなことがありますか?

この仕事を始めたきっかけも去年鍼灸の資格をとったのもその理由なんですけど、東洋医学をもっと広めていきたいっていうのがあるんです。その強味をもっと知ってもらって、西洋医学だけじゃなくて、東洋医学との融合っていうのがもっと一般的になってほしいと思うんですね。私が、東洋医学に助けられたということもありますし、今、体調不調が続いているとか、特にコロナの影響で、コロナの後遺症とかワクチンの後遺症もそうですけど、ずっと症状が残って治らない人ってたくさんいらっしゃると思うんです。そういう人にこそ東洋医学を取り入れて欲しいので、東洋医学の強みをもっともっと伝えていくことですね。そのためにもいろいろ動いていきたいと思います。

― とても素敵な夢ですね!東洋医学で自分の身体のこと知って、自分の身体と向き合うって人が増えて欲しいですね。ありがとうございました。

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