Amazonなどのネットショップで買い物をすると
「こちらもおススメ」
と、同じような興味を持った人が購入されている商品が紹介されます。

ネット上の広告も、私がよく見るサイトを分析して表示されるので、
自分に最適な情報が効率よく入るのは良いのですが
「このままでは、偏った人間になるんじゃないの？」
という不安を感じてました。

AmazonやGoogleが考える
「三根にはこの情報が必要よね。この情報を与えておいた方が良いよね」
と提案する情報で自分が作られていく、そんな不安です。
AIが期待する三根早苗が作られてしまう！
これってどうなんでしょう？

インターネットで手に入る情報は広がったはずなのに、
入ってくるものがどんどん狭くなっているようなマンネリ感を感じたことありませんか。

偶然の出会いを楽しむアプリ

　
そんな中で、面白いアプリに出会いました。

taknal
“人とのすれ違い”を”本との出会い”に変えるアプリ

taknalはお気に入りの本を登録するアプリです。
ユーザー同士がすれ違うと、すれ違った人のおススメ本が表示されるのです。
ちょっとすれ違っただけが、新しい本との出会いにつながる。
これって新鮮だと思いませんか？

実際に登録して1週間ほどになりますが、予想以上に面白い！

下の写真は、taknalで本が紹介された様子です。
この日は、地下鉄で心斎橋ー谷町6丁目ー中津と移動したのですが、
この移動で33冊がおススメ本に上がってきました。
このアプリを登録している人がこんなにいるんだということにビックリです。

おススメ本として紹介されたものの半数以上が、自分では手に取ることが無いであろう本でした。
でも、taknalで紹介されているので、どんな本だろうと概要を読み、
読みたい本が増えました。
すぐにネットショップで購入した本も3冊あります。

本が好きな方には、面白い本に出会いたい！という欲求があります。
音楽が好きな人は面白い音楽、スィーツが好きな人は美味しいスィーツなど
自分が好きな分野で、まだ体験したこと無い面白いもの、素晴らしいものに
出会いたいという欲求があると思います。

でも、自分の行動範囲、自分の人脈、自分が触れるSNSや検索方法では
同じような情報に偏ってしまいます。

taknalの発想は
偶然の出会いが、自分に発見をくれる

新しい世界が広がる！！！見ず知らずの人からヒントをもらえる！と興奮しました。

ちなみに、このアプリは大阪ガスが開発されています。
新規事業を開発する部署があり、ガス事業とは全く違う分野の開発にも
力を入れておられるそうです。
さすガっス！

taknal開発者のお話を聞く機会があったので、開発に関わるお話は、また改めてブログで紹介します。

ファイル送信サービスとして老舗だった「宅ふぁいる便」も大阪ガスが開発されていましたね。
＊宅ふぁいる便、一般向けサービスは2020年に終了しました。

偶然の出会いをたくさん作っていこう

　
仕事でも、自分だけのやり方、調べ方では情報が偏ります。
わくらくには、キャリアや年代が異なる女性が200名近く登録されています。
事業ステージも起業準備中の方から、創業30年以上のベテランの方も
いらっしゃいますし、業種もそれぞれ。

自分の世界では当たり前のことが、他の人にとって新鮮だったり、
想像できない切り口で仕事を広げている方がいらしたり、
面白い出会いが毎日のように生まれています。

わくらくで開催している勉強会やランチ会で、偶然一緒になった。
そこから、新しい事業が広がることもよくあります。
先日は、入会説明会を開催している時に会員さんが来られて、
説明会に参加されている方と会員さんでビジネスの話が盛り上がりました。

わくらくは、このようにご縁をつなぐ場です。
自分一人の頭では「面白いこと出てこないな」と感じている方
一度わくらくにお越しください。
発想がガラリと変わる出会いがたくさんあります！