インテリアショールームツアーで気づいた、プロに頼むという投資
2026/08/29昨日は、インテリアコーディネーターの武藤紀久子さんの、インテリアショールームツアーに参加しました。

わくらくでは、会員さんのお仕事をみんなで知りにいく企画をよくやっています。
「見学」というより「体験」に近くて、しかもそれが自分の実生活を豊かにしてくれることが本当に多い。
今回もまさに、それでした。
行き先は、ファブリック——カーテンを中心とした布地のショールーム。
家具のショールームは行ったことがあっても、カーテンのショールームは初めてでした。
「レースは外側」という思い込み
カーテンって、レースを窓側に、厚手を内側に吊るすもの。
私はずっとそう思っていました。わが家もそうしています。
ところが、インナーレースという発想があるんですね。
厚手を外側に、レースを内側に吊るす。
なぜかというと、レースに透かし模様や柄、微妙な色が入っていて、それを部屋の中にいる人が楽しめるから。
順番を入れ替えただけで、カーテンが「外から見えないための布」から「暮らしを彩るもの」に変わってしまった。
実物を見せてもらった時、ふわーっと気分が上がりました。
刺繍が細かく入ったもの、グラデーションのかかったもの、触った瞬間に「うわ、この肌触り」と声が出るもの。
カーテンの生地でクッションやベッドカバーも作れるそうで、
「カーテンは落ち着いた色にして、クッションで遊び心を足す手もありますよ」
なんて言われると、もう頭の中で自分の部屋が模様替えを始めています。

15年、なんとなく使っていたもの
実はわが家のカーテンも、3年前に会員さんのインテリアコーディネーターさんに選んでいただいたものです。

それまで使っていたカーテンは、10年……いえ、15、6年もの。
カーテンって破れないんですよね。劣化しない。
だから「変えるタイミング」が永遠に来ない。
ただ、飽きていた。
お願いして最初に言われたのが、「まずカーテンレールを買いましょう」。
正直、ビックリしました。レールから変えられるという発想が、私の中になかったんです。
マンションについている標準タイプのレールを、窓の上までピシッとくる位置に上げると、部屋がスッキリ広く見えますよ、と。
素人が窓枠を測るのと、プロが測るのは当たり前だけど全然違う。
採寸してオーダーで作って、取り付け工事まで来てくださって、古いカーテンも持って帰ってくれる。
選んでもらったのは中価格帯で、
「この価格帯にしては生地がとても良いブランドなんです」
という理由つき。
しかも「カーテンは10年使うもの」という前提で、飽きないか、汚れにくいか、まで織り込んで選んでくださっている。
私たちが本当に売っているもの
ここ、女性経営者の方にいちばんお伝えしたいところです。
私はカーテンを買ったのではなくて、「レールから変える」という発想を買ったんだと思っています。
10年先を見越した目線、プロの採寸、私のファッションの好みを10年以上見てきた人だからできる提案。
それに対して、お支払いしている。
インスタを開けば、インテリアのコツもDIYの手順もいくらでも出てきます。
でも私が一生懸命カーテンに詳しくなったところで、披露する場もないし、成功する保証もない。
自分の専門分野以外は、自分で情報収集するより信頼できる人に頼むほうが、圧倒的に早い。
これって、私たちがお客様からしていただいていることと、まったく同じ構造ですよね。
私たちも日々、誰かの「それ、変えられるんですよ」を担当している。
だからこそ、自分の値付けや提案の価値を、もう少し堂々と信じていいのだと思います。
お金を、大好きな人のところへ
私の消費行動の原点は、たぶんちょっと変わっています。
まず「会員さんのお仕事を体験したい」。
化粧品も会員さんのところから、下着も会員さんのお店から、椅子も、カーテンも。
せっかく使うなら、大好きな人にお支払いして、その人のサービスを受けたい。
そうすると不思議なもので、自分の世界のほうが広がっていくんです。
それに、お部屋を見せるって、自分の内側を見せることでもあります。
何にリラックスするのか、何を大切にしているのか。
それを知ってもらうと、関係がぐっと親密になる。
そして何より、
「このカーテンはね、水田さんが選んでくれた。」
「この椅子は、武藤さんが提案してくれた」
って、人に話すのが楽しい。
物を買ったはずなのに、そこに人が介在している。
私は結局、物より人に興味があるんでしょうね。



