ドローンが、私の手のひらにやってきた 撮影用カメラの話

2026/08/30

先日、「どんなカメラを使っていますか?」「マイクは何ですか?」というご相談をいただきました。

せっかくなので、私が愛用しているカメラのことと、そのカメラを作っている会社を調べてみたら、これがなかなか面白かったんです。

 

台本より先に、実は画質なんです

私、インスタはまあまあ頑張っているほうだと思います。

週3回投稿、リール動画もスタッフに原稿を手伝ってもらいながら、手を変え品を変え、かれこれ4〜5年続けています。

 

続けてみてわかったこと。

動画って台本が命と思いきや、実は画質と画角が想像以上にものを言うんですね。

どんなに中身が良くても、ザラついた映像で見切れた顔が映っていたら、伝わるものも伝わらない。

逆に言えば、そこさえ整えば、内容はぐっと届きやすくなります。

 

私が使っているのは、DJIの Osmo Pocket 3。

細長い、ペンライトみたいな形のカメラです。

ここ3〜4年、Vlog用としてYouTuberの方にもよく使われているものですね。

 

まず、持ちやすい。

歩きながら撮るのが本当にラクなんです。

私のリールを見てくださっている方はご存じかもしれませんが、街を歩く様子、イベント会場に向かう様子、会員さんのお店に入っていって、オーナーさんが「いらっしゃいませ」と出てきてくださる瞬間。

このようなカットは、片手でスッと構えられないと撮れません。

 

次に、手ブレしない。

歩き撮りの天敵は揺れです。

ここが補正されるだけで、素人の映像が一気に見られる映像になります。

 

そして、顔検出。

歩きながら撮っていると、気を抜いた瞬間に自分がフレームから消えているんですよ。

でもこのカメラ、私の顔を認識すると、角度を変えながらずっと追いかけて、だいたい真ん中に収めてくれる。

カメラマンが一人ついてくれているようなものです。

 

で、DJIって何の会社かご存じですか?

もともと、ドローンの会社なんです。

 

20年前、中国で、一人の大学院生が立ち上げた会社。

空を飛びながら、動く被写体を見失わずに追い続ける技術。

そして、空中で揺れていても、ブレずに美しい映像を撮る技術。

だって空撮の映像が揺れていたら、見ている人が酔ってしまいますものね。

これらを追求してきた会社です。

 

走る車を上空から追い続ける技術が、歩く私の顔を追いかける機能に。

空でブレない技術が、手元でブレない機能に。

そっくりそのまま、手のひらサイズに降りてきているんですね。

 

Osmo Pocket 3は、言ってみれば「ドローンの技術を手元に持ってきたカメラ」。

そう思って握ると、ちょっと感慨深いものがあります。

 

そしてこの技術のおかげで、私たちはカメラマンなしで、一人で、きれいな映像が撮れるようになりました。

ひと昔前なら、動画を撮ろうと思ったら誰かに頼むしかなかった。

今は片手を伸ばして歩いているだけで撮れてしまう。この変化、なかなか面白いと思いませんか。

 

意外と侮れない「音」の話

撮影のときは、マイクも使っています。

 

音って本当に反応が違うんです。マイクをつけて話したときと、つけずに話したとき。

つけていると「マイク使ってますね」とコメントをいただくくらい、聞き取りやすさが変わる。

感覚的に、届き方そのものが変わるんでしょうね。

音声配信をされている方こそ、マイクは効くと思います。

 

私はOsmo Pocket 3と純正マイク、三脚などがセットになったものを購入しました。

正直に言うと、セットで10万円ほど。カメラ単体でも7万円くらいです。安くはありません。

 

ただ、もうすぐ3年になりますが、カバンにガサッと放り込んでも壊れる気配がない。

コンパクトで、持ちやすくて、イベントにも必ず連れて行っています。


「自分で編集する」を少しだけやる理由

凝ったリールは、ソフトを購入してスタッフに編集してもらっています。

私自身が編集するときは、インスタのアプリEditで。

撮った動画をチョンチョンと並べて、早回しにしたり、切ったり。その程度です。

 

でも、この「その程度」を自分でやることに、実は意味があると思っています。

 

編集してみると、見えてくるんです。

「ここ、もう少ししっかり撮っておけばよかった」

「こういう素材があるとつなぎがラクだな」

「もうちょっとゆっくりカメラを回すべきだった」

「この余計なもの、映り込んでるやん」

編集して初めて、素材に何が必要かがわかる。

 

私は動画編集を極めるつもりはまったくありません。

でも、スタッフに素材を渡すときに、どんな素材を渡せばいい仕上がりになるかが自分でわかっている。

これは、任せる側としてかなり大きいんですね。丸投げと委任の違いは、たぶんこのあたりにあります。

 

私は決してインスタのプロではありません。

ただ、4〜5年続けてきて思うのは、道具は一人でも続けられるようにするために選ぶと自分がラク。

 

ブレない、見切れない、聞き取りやすい。

この三つが自動で補正されるだけで、発信のハードルは驚くほど下がります。

画質が良いと、自分自身もテンション上がりますからね。

 

最近、私も少し頑張って編集した動画があります。よかったら覗いてみてくださいね。