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事業計画書を書いたことが無い人はここから始めよう

2020/09/05

わくらくでは小規模事業者持続化補助金の申請にチャレンジすることを勧めています。

補助金を申請すると、事業計画書を作成する機会になるからです。




小規模事業者持続化補助金とは、販路を広げて売上を上げたい!と考えている

スモールビジネスの方に、国が資金面で支援してくれる制度です。

コロナで売上が下がった人に対し、売上減少を補う持続化給付金とは別ですので

ご注意下さい。

 


事業計画書。。。

作成する必要性を感じながらも、作ったことが無いという方は多いのではないでしょうか。

事業計画書作成は初めての方にはハードルが高いように感じられます。


そこで、わくらくでは補助金申請という機会を活用して、取り組むことを勧めています。

「事業計画書を書いたら、補助金がもらえる!」と思うとやる気が出るからです。




事業計画書作成は、支援機関や経験者に手伝ってもらいましょう

 

「事業計画なんて作ったことがない!」

という方が、無料で何度でも相談に乗ってもらうことができる支援機関が全国各地にあります。

全国的な組織であるよろず支援拠点や商工会議所、市役所などには相談コーナーが用意されています。


わくらくの会員さんも多くが、よろず支援拠点に相談することで補助金採択に繋がっておられます。


よろず支援拠点サイト ←クリックして下さい。


事業計画書を作成する際は、次の2つを整理しておくと、相談に行く時もスムーズです。
1.あなたにしか考えられないこと
2.専門家に手伝ってもらえること

 


1.あなたにしか考えられないこと

 

事業計画を作る時、本人しか作ることができないものがあります。

それは事業の核となる経営理念。

自分の技術や知識を使って、世の中をどんな風に良くしていきたいかという思いです。


「何のために起業するの?」

という本質的な問いかけへの答えでもあります。

これは、他人が一緒に考えることではなく、自分の中から湧き出るもの。


さらに、経営理念は起業して長く続けていくための拠り所になります。

落ち込んだ時、トラブルに見舞われた時に支え、助けてくれるものです。


私も思い通りに物事が進まない時は、わくらくの経営理念

「関わる人の才能を引き出し、世の中に役立てる。女性の稼ぎ力を上げる。」

に立ち返って、頭と心を整理しています。




2.専門家に手伝ってもらえること

 

事業計画書を作成する時は、フォーマット(ひな型)をインターネットで探して、

書けるところから書いてみましょう。

(「事業計画書 フォーマット」で検索して下さい。たくさん出てきます。)

補助金申請の場合は、応募用紙をダウンロードして下さい。


自社の強み、提供したいお客様、価格設定など、最初は単語を書くだけでもOKです。

用語が分からなかったり、書けない欄は支援機関の専門家に相談して、一緒に考えてもらいましょう。

あなたの頭の中にあるものを、誰もが分かる形にして、売れる商品まで作りこむのが経営相談の

専門家の仕事です。一人で悩まずに、どんどん厚かましいくらいに活用しましょう。


完璧な計画書を作ってから相談に行くのではなく、最初は50点くらいの出来栄えで、

専門家に相談しながら70点、90点に作りこんでいくというイメージで行動するとスムーズです。


事業計画書はワクワクする未来を描いたもの

 

事業計画書と聞くと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、あなたの思いや未来の成功イメージを、

周りの人が分かる形にまとめたもの。

そして、あなた自身も周りも読むだけでワクワクする未来の図です。楽しみながら作りましょう。