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セミナーで有料開催・無料開催に悩んだ時の考え方

自分の経験や知識をセミナーで提供しようと考えた時、価格設定に悩む方は多いのではないでしょうか。


コンサルティングの場面でも、

「いくらにしたら良いですかね?」

と相談されることがよくあります。



マーケティング戦略として、幅広い人に知ってもらう、リストを取得するために無料や格安で提供する
という手法もあります。


その他、情報の深さで区別する方法もあります。

無料セミナーと有料セミナーの違い


無料セミナーの特徴

無料セミナーでは、参加者のモチベーションや目的に大きな幅があります。

  • 「とりあえず話を聞いてみよう」という軽い気持ちの方
  • 「専門的な情報を得たい!」と前のめりな方

このように参加者の背景がバラバラなので、どこに内容の標準を合わせるかが難しいのです。


有料セミナーの特徴

一方、有料セミナーの参加者は、

  • すでにある程度の知識を持っている
  • 仕事やビジネスに活用したいという前向きな姿勢

といった共通点が多くなります。そのため、多少マニアックな内容や深い話も喜ばれます。


情報の深さと受け取れる量のバランス


講師の方はサービス精神が旺盛なことが多く、

「私の知識、全部持って帰って!」

と熱意たっぷりに提供しがちです。(講師あるある)


しかし、情報が深すぎたり多すぎたりすると、参加者は受け取れず思考停止してしまうことも。(私も経験があります)


実例:生成系AIセミナーの場合


私は最近、ChatGPTなどの生成系AIについてのセミナーで声をかけてもらうことが多いです。

この分野では、参加者の知識や活用レベルに大きな差があります。


私は以下のように内容を使い分けています。

無料セミナー

目的:生成系AIで何かが変わる!という感覚を掴んでもらう

  • 生成系AIの流れやできることの紹介
  • 簡単なワーク(例:自社のキャッチコピー作り)


有料セミナー

目的:一通り使いこなしている人向けに、効率化や応用を学んでもらう

  • 自分の壁打ち相手としての活用法
  • AIを活用した時短術
  • 最近のトレンドや事例紹介
  • おススメプロンプト集のお渡し


セミナーの価格設定に悩んだ時は、情報の深さを基準に考えてみてください。

無料セミナー:興味を持ってもらう入り口として浅く広く。

有料セミナー:特定の課題解決や深い知識提供を目的に。


自分の知識や経験を最大限に活かしながら、参加者の層を考えながら設計してみて下さい。

わくらくでは講座設計もお手伝いしています♪