自分の経験や知識をセミナーで提供しようと考えた時、価格設定に悩む方は多いのではないでしょうか。
コンサルティングの場面でも、
「いくらにしたら良いですかね?」
と相談されることがよくあります。
無料セミナーと有料セミナーの違い
無料セミナーの特徴
無料セミナーでは、参加者のモチベーションや目的に大きな幅があります。
このように参加者の背景がバラバラなので、どこに内容の標準を合わせるかが難しいのです。
有料セミナーの特徴
一方、有料セミナーの参加者は、
といった共通点が多くなります。そのため、多少マニアックな内容や深い話も喜ばれます。
情報の深さと受け取れる量のバランス
講師の方はサービス精神が旺盛なことが多く、
「私の知識、全部持って帰って!」
と熱意たっぷりに提供しがちです。(講師あるある)
しかし、情報が深すぎたり多すぎたりすると、参加者は受け取れず思考停止してしまうことも。(私も経験があります)
実例:生成系AIセミナーの場合
私は最近、ChatGPTなどの生成系AIについてのセミナーで声をかけてもらうことが多いです。
この分野では、参加者の知識や活用レベルに大きな差があります。
私は以下のように内容を使い分けています。
無料セミナー
目的:生成系AIで何かが変わる!という感覚を掴んでもらう
有料セミナー
目的:一通り使いこなしている人向けに、効率化や応用を学んでもらう
セミナーの価格設定に悩んだ時は、情報の深さを基準に考えてみてください。
無料セミナー:興味を持ってもらう入り口として浅く広く。
有料セミナー:特定の課題解決や深い知識提供を目的に。