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夢が具体的になると逃げたくなる

2023/01/20

商工会議所や各市町村などが主催する創業塾の講師を務めさせていただく機会がよくあります。

今年も東大阪商工会議所の創業塾に呼んでいただきました。


自分にも起業できるのかな。
自分の技術や知識を多くの人に役立てたいな。

皆さん、色々な思いを持ち、夢を広げながら参加されます。

「こういう仕事をして、世の中に役立ちたい!」

と夢を描いている時、イメージを広げている時は楽しいもの。

でも、いざ実現が目の前になると、怖気づいてしまう方もいらっしゃいます。


わくらくの3か月継続コンサルティングコースや、行動カレンダーワークショップでは

ぼんやりと思い描いていた「やりたいこと」をどんどん具体的にします。


新サービスを売り出すために、〇月〇日にイベント開催。

1か月前からチラシとブログで告知して、予約を取って。。。

と行動スケジュールを組み立てていきます。


事前準備や実際の仕事の流れなど、やるべきことが具体的になる中で

次のような不安も生まれがちです。


「本当に私ができるのかな」

「忙しくなって、しんどい思いをするのでは」

「価格に見合う価値を提供できるのかな」

「苦手なタイプのお客様が来られたらどうしよう。。。」


このような不安が大きくなって

「今はまだ、タイミングでは無いような気がします。」

「周りのことを整理してから、時期が来るのをもう少し待ってみます。」

と、実現を先延ばしにされる方もいらっしゃいます。


経験が無いこと、未知のものには不安や恐れが生まれやすい

夢の実現まであと少しなのに、行動できない時は、次のような思いが生まれがちです。


  • 以前もうまく行かなかった、今回もきっと失敗するのでは
  • 完璧に完成させなければいけないのに時間がない
  • 仕事が動き出すと、自分の時間が無くなりそうで憂鬱に感じる
  • 今の自分の状態でお金をもらって良いのだろうか
  • 税金とか法律とか、分からないことが多すぎて、このまま進んで良いのか不安
  • 周りに言われて「〇〇が夢」と言ったけど本当はやりたくない


私は女性の起業支援に19年間かかわり、今はタイミングではないと、先延ばしにしてきた方もたくさん見てきました。


その中で

「いつかいつかと、先延ばしする自分」

に慣れてしまう怖さも感じています。


人は必ず年を取ります。

残念ながら、年を重ねる中で、新しいことにチャレンジする意欲は段々薄れていく方が

多いように思えます。

(もちろん、いくつになってもチャレンジをし続けている方もおられます。)


新しいことにチャレンジして上手くいかなかった時、失うものは何でしょうか。

たとえ、上手くいかなかったとしても、スモールビジネスでは人生が狂うような

大きな失敗なんてほとんどありません。


まずは、

新しいことにチャレンジする時は、みんな不安だったり面倒臭さを感じている

と思うと、ちょっとホッとしませんか?


チャレンジし続けている人は自分のご機嫌を取りながら前に進んでいるのです。


チャレンジする時、コミュニティが応援してくれる

新しいことにチャレンジする時は、みんな不安を抱えている。
コミュニティに参加していると、仲間のそんな姿も目の当たりにします。
そして、不安と向き合いながら一歩ずつ進もうとしている姿に元気をもらうこともよくあります。


私も、大きな仕事にチャレンジする時は緊張でガクガクすることもあります。

ただ、ここでブレーキをかけてしまうと、自分の成長は止まると言い聞かせて前を向いてます。

(不安で眠れなくなることもあるんですよ。)
そして、会員さんがチャレンジしておられる姿に、私も背中を押してもらっています。

わくらくでは、物事が進みだした時に生まれる不安にもしっかり寄り添います。

ご本人も気づいてない不安や焦りを、感じ取ってフォローすることも得意です。
いつも自分でブレーキをかけているなぁと感じている方は、無料相談にお越しください!