「十分に稼げるようになったら、寄付をしよう」
そんなことを考えたことありませんか?
私も、起業当初はそうでした。
まだ月末の支払いにヒヤヒヤしていた頃、ある経営者の先輩から言われたひと言が心に残っています。
「今のうちから、利益の一部を寄付したらいいよ」
当時は、「そんな余裕なんてない」と思いながらも、なぜかその言葉が気になって。
試しに月3,000円から、寄付を始めてみました。
結果として、この小さな習慣が、私の仕事の励みになり、視野を広げるきっかけとなりました。
寄付先として選んだ2つの団体
■ プラン・インターナショナル・ジャパン
発展途上国の子どもたちの自立支援を行っている国際NGOです。
この団体は、私に寄付を勧めてくれた先輩も支援されていた団体。
「私も同じ場所から始めよう」と決め、継続して支援しています。
支援者になると、現地の子どもと手紙のやり取りができるのが魅力です。
アフリカの子どもから届く手紙や写真には、日本語訳も添えられていて、
「私の寄付が、確かに誰かの役に立っている」という実感が得られます。
■ NPO法人D×P(ディーピー)
こちらは、親を頼れない10代の若者たちを支援している団体です。
大阪ミナミでのフリーカフェや、LINE相談サービス「ユキサキチャット」、
そして1人暮らしの高校生に食事を届けるなど、多岐にわたる活動をされています。
この団体を知ったのは、代表の今井さんのトークセッションを聞いたことがきっかけでした。
「10代で孤立しているなんて辛すぎる。希望を持って生きてほしい」
そんな想いから、寄付をスタートしました。定期的に送られてくる活動報告には、支援先のリアルが詰まっています。
食事もままならない高校生が、日々の生活に必死で、学ぶどころではないという現実。
私自身、そうした背景を知ることで、「支援する意味」を深く考えるようになりました。
そして改めて、
「誰もが平等に安心して学ぶチャンスを持てる社会であってほしい」
と願うようになりました。
本業のやる気もアップ!寄付が私の支えにもなる
寄付の習慣があると、仕事へのモチベーションにもつながります。
「この売上の一部が、誰かの未来につながっている」
そう思えるだけで、頑張る理由が増えるんです。
もっと稼げたら、もっと支援できる。
寄付を続けることを目標に、“儲かる前から寄付する”ことを大切にしています。
実際に、この想いが20年近く寄付を続けられた原動力になっています。
寄付をすると、確定申告で寄付金控除も受けられる団体も多数あります。
もしすでに支援している団体があれば、その団体を選んだ理由と一緒にぜひ教えてください♪