今日は、【セカンドキャリア応援塾】の第2回講座を開催しました。
この講座は「定年後も自分らしく働きたい」と願う50代女性のための3回シリーズ。
今回もたくさんの方がご参加くださり、会場は和やかな空気に包まれていました。「好き」や「得意」が仕事になるって、どういうこと?
前回は、自分の「強み」や「得意なこと」に気づくためのワークを行いました。
そして今回は、「それが誰かの役に立つとしたら?」をテーマに、一歩進んだ内容に。
まず、前回の宿題は、気になるサービスをチェックして、
「こういうものが実際に売れているんだ」と感じてもらうこと。
実際に皆さんの中には、「こんなサービスがあるなんて知らなかった」と
驚きや発見を口にされる方もいて、視野がぐんと広がったように思います。
好きなことを、ちょっとしたお仕事に
今回ご紹介した事例のひとつが、コーヒーが好きな方のお話。
その方は、自宅でコーヒーの焙煎方法を教える教室を開いています。
全6回で、1回3,500円の受講料。
週末に開催し、趣味を楽しみながら、収入に繋げておられます。
また別の方は、「利き酒師」の資格を活かして、
日本酒とおつまみの“マリアージュ”を楽しむセミナーを開催。
その活動が広がり、飲食店から「うちでもイベントをしてほしい」と依頼がくるように!
最初は「好き」という気持ちから始まったことが、
人に伝えたことで広がり、思いがけない展開につながっていく。
そんな具体的な事例をご紹介しました。
ワークを通して見えてきた「役立てる相手」
最後に、「私の好き・得意は、誰の役に立つのか?」を考えるワークを行いました。
ここで多かったのが、「自分では思いつかない」という声。
でも、グループワークで仲間と話してみると、
「それって、こんな人に喜ばれそう!」「こういう場面で役立つかも」と
他の参加者からのアドバイスがたくさん出てきました。
そうなんです。
自分の強みや魅力って、自分ではなかなか気づけないけど、他人にはよく見えている。
ワークを通して、それを実感された方が多かったのが印象的でした。
次回はいよいよ、ビジネスの形に落とし込むステップへ。
「好き」や「得意」が、誰かの「助かった!」になる瞬間を
一緒に見つけていきたいと思います。
やりたいことがあるけど、これが仕事になるのかなと思っている方、仕事にする方法はたくさんあります。