大阪商工会議所主催の会員交流大会に参加し、大阪活力グランプリ2025表彰式と講演会を拝聴しました。
このグランプリは、大阪の地域経済や産業の発展に大きく貢献した個人・団体を表彰する取り組み。
なんと今年のグランプリは、あのミャクミャク。
1年前は賛否も多かった存在が、今や大阪の顔として愛されている。ここに、大阪らしい「育てる文化」を感じました。

そして心を打たれたのが、建築家 安藤忠雄 さんの講演です。
84歳とは思えないエネルギーとユーモア。
直島やこどもの森 中之島の裏話を交えながら、
「面白いことを探す」
「行動する」
「次の世代のことを考える」と
いうメッセージが、胸にまっすぐ届きました。
面白いことは、待っていても見つからない
安藤さんのお話を聞いて強く感じたのは、面白さは行動の先にあるということです。
最初から評価されるものなんて、ほとんどありません。
ミャクミャクだってそうです。
違和感があっても自分の信念、情熱を信じて続ける、試す、関わる人を増やす。
その積み重ねが、いつの間にか「認められる存在」に変わっていくのですね。
「人が集う場」をつくるという発想
中之島や梅田は、この10年ほどで大きく変わりました。単なるビジネス街から、人が集い、余白を感じられる場所へ。
この視点は、私たち女性経営者が大切にしている「コミュニティづくり」や「サードプレイス」にも通じます。
売上や効率だけでなく、人が安心して集える居場所があるから、挑戦が生まれる。長く続く。深くつながる。
84歳の安藤さんからのメッセージに、まだまだできることがある!と感じた講演会でした。