異業種交流会で成果が出ないのは、あなたのせいじゃありません

2026/09/03

会員のハラペコラボ野尻さんと壁打ち&ランチ。

たっぷり話してパワーチャージしました。

 

先日、6時40分から、BNIの朝活に参加しました。

 

6時40分にZoomの画面に登場する、ということは。女性の場合、そこから逆算して5時半起き。

顔をつくり、髪を整え、声が出る状態にしてからカメラの前に座る。

まぁまぁハードです。

 

それでもコロナ前は、朝6時半にリアルの会場に集合していたわけで。

あの頃を思えばラクになりました。

 

「人脈ありそう」と誘われ続けた私の結論

コミュニティを運営していると、

「わくらくさんなら人脈ありそう」

「フットワーク軽そう」

ということで、ビジネスマッチング系の交流会によくお声がかかります。

 

実際、入っていました。守成クラブに2〜3年、中小企業家同友会に3年、ニーズマッチに2年、他にもいくつか。

決して食わず嫌いで語っているわけではありません。

ちゃんと会費を払い、ちゃんと朝早く起き、ちゃんと名刺を配ってきた上での結論です。

 

私は、ビジネスマッチング系の交流会に向いていません。

 

正確に言うと、私が扱っている商材が向いていない。

異業種交流会に向いている業種、そうでない業種があるんです。

 

紹介が生まれる商材には、共通点がある

では、どんな方が向いているのか。

答えはシンプルで、

「何を売っているのかが一瞬でわかる」

「定期的に使う」

この2つが揃っている商材です。

 

たとえばお花屋さん。経営者って、お花を贈る機会が本当に多いんです。

誰かのお店がオープンした、就任された、周年を迎えられた。

月に1〜2回は発注がある。

だったら「どうせ頼むなら、あの人に」と、今まで頼んでいた先がそのまま置き換わるんですね。

 

飲食店も同じです。会食の店選びの候補に入れてもらえばいい。

オーダースーツ、名刺やチラシのデザイン。

うちの会社でも、わくらく通信を含めたら年間10件くらいはデザインをお願いしています。

その1件を回すことは、私にも無理なくできる。

 

つまりマッチング系交流会で起きているのは、新規需要の創出ではなく

「既存の発注先の置き換え」なんです。

ここを理解しているかどうかで、成果はまるで変わります。

 

私が一番売れた商品は、コンサルではなく「お米」でした

その証拠に、私が人生で最も紹介だけで売った商品をお伝えします。

お米と、新玉ねぎです。

 

本業とは関係ありません。

実家が農家で、前年のお米が少し残ってしまった。

売らなきゃ、と知り合いに声をかけたところ、価格がスーパーと同じか少し高いくらいだったこともあって、あっという間に「紹介・紹介」で広がりました。

しかも食べた方が「美味しい!全然ちがう」と感動してくださって、そこからまた紹介が連鎖する。

ほぼ営業らしい営業をしていません。

 

新玉ねぎも同じでした。有明海のミネラルを含んだ土で育った玉ねぎは本当に甘くて、10キロ2,500〜3,000円という贈り物にちょうどいい価格帯。

ある年は10キロが100箱、1トン売れました。

 

でもこれが答えなんです。誰もが知っていて、なくなればまた買うもの。

それが紹介の生まれる条件。

 

形のない商材の私たちは、どう戦うか

コミュニティ運営、コンサルティング、AI研修、SNS運用代行。

手を変え品を変え、「マッチング系で売れる商品って何やろう」と頭をひねって挑戦してきました。

それでも、なかなか売れない。

 

理由ははっきりしています。

そこに来ている人は、コンサルを探しに来ていないから。

皆さん「営業したい」「知ってほしい」モードで来場されていて、その場で新しい契約サービスを検討する頭にはなっていないんですね。

悪いことでも何でもなく、そういう場だというだけの話です。

 

じゃあ、私たちは行く意味がないのか。いいえ、私は今も行っています。ただしスタンスが違います。

 

ひとつは、ネタの仕入れ。

コンサルティングは事例の引き出しの数が力になります。

「世の中にはこんなビジネスモデルがあるのか」を知る場として、これほど効率のいい場所はありません。

 

もうひとつは、紹介先のストック。

わくらくの会員さんから

「動画を作れる人いませんか」

「弁護士さんを紹介してほしい」

と相談を受けたとき、すぐに顔が浮かぶ人を増やしておきたい。

信頼できる人とのつながりは、そのまま私のサービスの品質になります。

 

そしてもし、形のない商材で受注を狙うなら。あちこち顔を出すより、1か所に決めて通うこと。

3回、4回と顔を合わせるうちに信頼が育って、そこから仕事の話になることは本当によくあります。

形のある商材が「即決型」なら、私たちは「熟成型」。

畑が違うだけで、収穫はちゃんとあります。

 

会場の前でUターンしそうになった日のこと

最後に、これから交流会デビューする方へ。

 

私も起業したての頃、ネットで調べた交流会に一人で申し込みました。

怖かったです。緊張しました。

会場の入り口まで行って、「やっぱり帰ろうかな」と本気で踵を返しかけたこともあります。

 

でも今、迎える側になってわかりました。

主催者はいつでもウェルカムなんです。緊張しているのは、行く側だけ。

「初めてで緊張してるんです」と正直におっしゃれば、主催者やスタッフの方がフォローして下さいます。

 

わくらくでも、ランチ会や勉強会はゲスト参加していただけますし、関西の異業種交流会が集まる合同交流会も開催しています。

一人で入り口に立つのが怖い方は、どうぞお声かけくださいね。一緒に入りましょう。