カリスマじゃなくていい。自分らしい働き方を見つけるための個性分析
2026/09/04「もっと発信力があった方がいいのかな」
「もっと前に出られる人の方が、仕事はうまくいくのかな」
そんなふうに感じたことはありませんか。
女性起業家やキャリア女性の相談に乗っていると、実力が足りないわけではないのに、自分に合わない役割や見せ方を頑張りすぎて疲れている方にたくさん出会います。
先日、個性分析の専門家の方とスタンドエフエムでコラボ配信を粉いました。

対談では、個性分析をきっかけに、経営者の決断、働き方のタイプ、コミュニティの作り方、相手への伝え方まで話が広がりました。
そこで改めて感じたのは、誰かの成功パターンを追いかけるより、自分に合うフィールドへ舵を切る方が、自然に力を発揮できるということです。
女性起業家に自己理解が必要な理由
事業をしていると、日々たくさんの判断があります。
新サービスを出すかどうか。価格を見直すか。人を雇うか。どの仕事に力を入れるか。
こうした場面で必要なのは、勢いでも根性でもなく、自分がどういう時に強みを発揮しやすいのかを知っていることです。
対談の中でも印象的だったのは、占いや個性分析を「未来を当てるもの」としてではなく、その人が持っている才能や性質を知り、より良い方向へ進むためのツールとして捉えていたことでした。
自己理解は、気休めではなく、経営判断の土台になるのです。
経営者が個性分析を活用するのは、迷いをなくすためではなく前に進むため
経営者は孤独だと言われます。
実際、最終判断を引き受ける立場の人ほど、簡単に弱音を吐けません。
配信では、経営者が占いや個性分析を活用する理由として、次の2つをお話しました。
- 決断の背中を押してもらうため
- 誰にも話せないことを安心して言葉にするため
占い師に相談するのは、「止めてほしい」のではなく、自分が進むと決めたことに対して納得感を持ちたいという感覚です。
これは多くの女性起業家にも重なるのではないでしょうか。
決断に迷いがある時、必要なのは正解探しよりも、
「私はどういう判断軸を持っている人なのか」
「どんな時に自然と前へ進めるのか」
を知ること。自己理解は、迷いをゼロにするためではなく、迷いながらでも進むために役立ちます。
自分に合う働き方は、職人タイプかマネージャータイプかで見えてくる
仕事がしんどくなる時、つい「もっと頑張らなきゃ」と考えがちです。
でも実際には、頑張り不足ではなく、役割のミスマッチが原因になっていることも少なくありません。
対談の中では、「職人タイプ」と「マネージャータイプ」という話が出てきました。
職人タイプの特徴
一つのことを深く掘る
専門性を高める
細部にこだわる
コツコツ積み上げるのが得意
マネージャータイプの特徴
全体を見渡す
人や情報をつなぐ
役割分担を考える
チームの力を引き出す
どちらが優れているかではありません。
大切なのは、自分がどの立ち位置で最も自然に力を発揮できるかです。
もし今、仕事が空回りしている感覚があるなら、「何を頑張るか」ではなく、「どの役割なら自分の力が生きるか」を見直してはどうでしょうか。
前に出るのが苦手でも大丈夫。支える力にも大きな価値がある
発信の強い人、存在感のある人、場の中心に立てる人。
そういう人を見ると、つい「私もああならなきゃ」と思ってしまうことがあります。
でも、配信の中で語られていたのは、そこを無理に目指さない選択でした。
自分が主役として立つのではなく、いろいろな人のチームに入り、その人の強みが活きるように支える。これもまた、非常に大きな価値のある働き方です。
特に、女性起業家支援、コンサルティング、コミュニティ運営のような仕事では、
相手の強みを見つける
整理して言葉にする
背中を押す
必要な人同士をつなぐ
といった力が欠かせません。
目立つことだけが影響力ではありません。
誰かが力を発揮しやすい場をつくることも、立派なリーダーシップです。
女性起業家の働き方を軽くする「ちゃんとしなきゃ」を手放す視点
真面目な人ほど、「準備不足で動いてはいけない」「失敗しないようにしなきゃ」と考えます。
その誠実さは強みですが、強すぎると自分を縛ります。
私自身も、以前はしっかり準備してからでないと動けない時期がありました。
でも、このやり方では行き詰まるのです。
メンターの先生に「もっと軽やかでいい」と言われて、少しずつ気持ちを切り替えました。
自分がいい状態でいられる在り方を知ること。
ご機嫌でいられる時の自分
自然体で話せる時の自分
無理なく行動できる時の自分
そこが見えてくると、働き方はぐっと軽くなります。
軽やかさは、甘さではなく、持続可能な働き方の技術です。
個性分析はコミュニケーション改善にも役立つ
自己理解の面白さは、自分を知ることだけで終わらないところです。
本当の価値は、相手との関わり方が変わることにあります。
配信では、相手のタイプによって、伝え方や接し方を変えられるという話が紹介されていました。
たとえば、安心感を求める人には丁寧に話を聞く。
理論や根拠を重視する人には、数字や理由をきちんと伝える。
特別感に反応しやすい人には、その人が大切にされていると感じられる対応をする。
これはそのまま、女性起業家の現場でも応用できます。
こんな場面で活かせます
会員さんやお客様への対応
講座やセミナーでの伝え方
スタッフ育成
コミュニティ内の関係づくり
コンサルでのフィードバック
「どうしてこの人には伝わらないんだろう」ではなく、
「この人には、どう伝えると届きやすいんだろう」
と考えられるようになるだけで、人間関係のストレスはかなり減ります。
自分らしい働き方を見つける人は、正解を探すより配置を見直している
キャリアを重ねるほど、できることは増えます。
けれど同時に、「本当は何が自分に合っているのか」が見えにくくなることもあります。
そんな時に必要なのは、誰かのやり方を真似することではなく、
自分はどんな役割で力を発揮しやすいのか
どんな場だと自然体でいられるのか
どういう関わり方なら相手にも届きやすいのか
を知ることです。
つまり大事なのは、努力量そのものより、自分をどこに配置するか。
少し意地悪に言えば、才能がないのではなく、置き場所が違うだけ、ということも案外あります。
華やかさより、持続できること。
正しさより、しっくりくること。
その視点を持てると、働き方はずいぶん変わります。
今回の対談を通して改めて感じたのは、
人は、自分の個性に合う方向へ舵を切れた時にいちばん輝くということです。
前に立つのが得意な人もいれば、支えることで力を発揮する人もいます。
強く引っ張る人もいれば、やわらかく場を整える人もいます。
どちらが上ではありません。
大切なのは、自分に合うスタイルで結果を出せることです。
もし今、少し頑張りすぎているなら、
「何を足せばもっとすごくなれるか」ではなく、
私はどこで、どう在ると自然に力を発揮できるのか
を見つめてみてください。
その答えは、これからの働き方を軽く、そして強くしてくれるはずです。
音声もあわせて聴きたい方へ
今回の記事は、stand.fmライブアーカイブ
ひつじさんとの個性分析アフタートーク
をもとにまとめました。自己理解、働き方、経営判断、コミュニケーションに関心がある方は、音声でもぜひ聴いてみてください。



