売上アップを手伝うのに「自分を超えられたら嫌」と思っていた矛盾
2026/10/12先日、メールコミュニケーションの専門家 白鳥マキさんのトークセッションを開催しました。
そのとき、14年前に経営塾で一緒に学んだ仲間が来てくれました。

14年前——2012年の私は、伸び悩んでいました
会員さんが入会しても、ある程度のところまでくると卒業していかれる。
わくらくに飽きて卒業していくんだ、と感じていました。「このままではやばい」ともがいている時期でした。
そこで、わくらくを立ち上げる当初からメンターとしてお世話になっていた、脳科学を使ったハイパフォーマンスコンサルタントの石川先生に相談しました。
「会員さんが退会していくんです。どうしたらいいですか」
返ってきたのは「まず会員さんの意識を変えよう」という言葉。
東京にお住まいの先生が、大阪まで行くからワークショップを開催するよと言ってくださり、10日間の経営塾が実現しました。

ここで白鳥マキさんと一緒に学び、とても濃厚な時間でした。
濃厚だったのは、自分が本当はどうなりたいのか、本心を深掘りしていったからです。
自分が持っている原体験、大切にしている価値観を、言語化していきました。
そこで気づいた、「私の役割」
10日間で気づいたのは、私はコンサルタントをしながら、目の前の人の良さを輝かせることがすごく好きだということでした。
その人が活躍するお手伝いをすることが、好き。
目の前の人が持っている良さをアレンジする。
それが原石で、それを磨くのが私の役割だと、はっきり認識したんです。
誰にでも原石があります。
でも磨き方を知らずに、原石に気づかないまま過ごしている人も多い。
磨き方が不十分だったり、ちょっとずれていたりするから、いいものを持っているのに自信をなくして、活かせないままもがいている人が多い。
それを磨いて、価値がある状態にして世の中に出す。
その人がしっかり稼げる状態にする。
それが私の役割だ——10日間の経営塾を通して、実感しました。
私のやっている仕事はコンサルタントですが、宝探しなんです。
相手の中にあるお宝を探して、これは絶対に宝だと思ってくれる人のところへ届ける。
それが私の仕事だと思いました。
いちばん痛かった指摘
そのワークショップで、石川先生にズバッと指摘されたことがあります。
私の不安、パフォーマンスを抑えている考え方のことです。
「三根さんは、会員さんが自分より売り上げが伸びたらどうしようと思ってるやろう」
確かに、そうかもしれないと思いました。
自分より売り上げが上がっていくと、自分がサポートできなくなるんじゃないか。
自分より売り上げが下の人なら、自分が通ってきた道だから、どうしたら売り上げが上がるよとお手伝いできる。
でも自分より上に行ってしまったら、自分が届かない、わからない世界に行ってしまうんじゃないか。
コンサルタントをしているのに、クライアントさんが自分より売り上げが上がったらどうしようと心配している。
売り上げアップのお手伝いをしているのに、自分を超えられたら嫌だ——。だから伸び悩んでいたんです。
意識しているつもりはありませんでした。無意識で、自分を抑え込んでいたんです。
クライアントさんが自分より上になったら、私がお手伝いできなくなるのが怖い、と奥底で思っていたんです。
「そこに集中しなさい」で変わったこと
石川先生は言いました。
「自分ができること、相手の人の良さを見つけてプロデュースする、そこにもっと集中しなさい」と。
そこだけを、もっと意識する。それで私の考えは変わりました。
すると不思議なことに、私より売り上げも年収も何倍も高い人が、わくらくに入会してくださるようになったんです。
年収何千万もあるような人が来て、私、話が合うの? と最初は思いました。
でも話を聞いてみると、仕組みづくりが苦手だったり、売り上げはあっても組織づくりに悩んでおられたり。
新商品を開発するときのプロモーションが自分ではまだ追いついていない部分をお手伝いしてほしい、と言われたりする。
「三根さんと話していると頭が整理されるわ」
と言って下さるんです。
売り上げや年収が高い人でも、こういうことで悩むんだ。
私がお役に立てるんだ、と実感できるようになりました。
私が集中すると決めたこと
ご縁のある方に一生懸命、自分ができることをする。その人の頭の中を整理する。
その人が持っているお宝、原石を見つけていく。
それを世の中のニーズと合わせていく。そこに集中する。
もう一つ、不安に寄り添うことも、私ができることだと思っています。
そうするようになってから、会員さんに来てくださる方が変わったな、と感じています。
14年経って、仲間と笑い合えた
経営塾のときのみんなは、本当に必死でした。
伸び悩んでいる中で、「このままで終わりたくない」と必死だったんです。
そこからみんな、お仕事の内容も変わりました。
14年経って、それぞれのフィールドで活躍して、元気に会えて、笑い合えている。
それが幸せだよね、という話をしました。
経営塾は、私にとって間違いなく転機でした。
あなたの中にある原石
もし今、自分にもいいものがあるはずなのに自信が持てない、活かしきれていないと感じているならそれは、磨き方を知らないだけかもしれません。
誰にでも原石があります。



