1. ブログ
  2. 思いを語れば良いという問題でもない
 

思いを語れば良いという問題でもない

2023/08/28
8月も最終週になりました。
まだまだ暑い日が続きますね。

今日はとある市町村の補助金審査会に出向きました。
補助金申請されたプランを聞いて、市町村が補助するのにふさわしいかどうか審査するのです。


申請された方は、補助金を頼りに事業プランを作られていることだと思います。
が、
市町村の補助金とは皆さんの税金。
実現性が低いものや、発展性が薄いものを補助事業対象者に選んでしまうと、その市町村の補助金活用としてどうなのか?と疑われてしまいます。

せっかく応募して下さった方には、ぜひ補助金を活用してステップアップして欲しい。
でも
誰にでもお金を配れば良いという話ではない。
ということで板挟みです。

このような審査の場に何度も出ていて感じるのですが、想いが熱すぎて肝心の事業計画についてのプレゼンが薄い方を見かけます。

・起業の経緯
・自分の思い(世の中の二―ズ)
・自分の経験
と言った、これまで経験してきたことってたくさん話せるんですよね。

ただ、次のようなこれからの未来についての項目が弱いんです。
・事業のオペレーション
・どのように集客するのか
・売上予測

そして、自分の思いは熱いけど、お客様のメリットを上手くPRできてないプランが多いんです。
とってももったいない。

補助金などの公的な支援制度を使おうと思ったら
「どんな風に世の中に役立つのか」
ということを具体的に伝える必要があります。

私に補助してくれたら、これだけ世の中に役立つことを行い、〇〇市の発展に繋がりますよ!
〇〇市に住む人に喜んでもらえます!
とPRしないといけないのです。

審査の場面に関わって来た私だから、審査員が引っ掛かるポイントも分かります。

補助金を通したいと思ったらお気軽にご相談下さいね。