今年の目標の一つが
「簿記を学んで、決算書をより深く読めるようになること」
です。
その第一歩として、簿記3級に合格することができました。
(簿記2級まで取得予定です)
学習期間1か月で合格することができましたので、勉強法をまとめました。
これから何か勉強しようと思っている方の参考になると嬉しいです。
簿記を学ぼうと思ったのは、日本経済新聞「私の履歴書」JR九州 元社長の唐池恒二さんの回で
「社長退任後、簿記の試験を受けた。経営の知識を確認することができた」
という趣旨のことが書かれていたからです。
それまで簿記と言えば、経理の人、税理士さんが学ぶもので、私には無関係と思っていました。
が、唐池さんの記事を読んで
簿記を学んだら、経営の知識が確認できる。
私の足りない部分も補えるかもしれない。
と想い、簿記の資格を取得することを目指しました。
資格が欲しいというより、試験という明確な目標があった方が集中して学習できるので資格取得を目標にしました。
簿記を学ぶにあたって、教材を探していると、無料の動画講座がありました。
無料で学べるラッキー!
と喜んで視聴しましたが、簿記特有の言葉や概念が分かりにくい。
暗記物に近い学習法だと感じました。
え、私、経営の知識を学ぶために簿記を取得しようと思っているのに、これって意味があるの???
と感じるようになり、長続きしませんでした。
学ぶことで自分の実力がついているという実感が無かったのです。
無料教材だったので、私の意気込みとしても弱かったのでしょうね。
そんな中、
簿記学習アプリ Funda簿記 を開発された大手町のランダムウォーカーさんの音声配信で、アプリを使って学習されている人のインタビューを聞きました。
その中で印象に残ったのが次の点です。
- どのような勉強法が効果的か
- どれくらいの期間で3級合格が可能か
- 学習者同士のコミュニティがある
学習法や学習期間の目安を具体的に聞いたことで、自分が学習するとしたらどのように学習時間を確保できるか、いつのタイミングだったら試験対策の時間が取れるかが見えてきました。
- 試験対策は、専門家のサポートがあった方が良い!
- 私の性格から、コミュニティで頼ったり頼られたりする方がやる気が出る!
- お金を払った方が真剣に取り組むので結果が出る!
「挫折しない簿記学習」と書かれています。
挫折しかけていた私に響きました。
2024年4月から受験料が値上がりすることが分かり
「受験料が安いうちに受けないと!」
という関西人気質も後押ししました(笑)
最終的な目標は簿記2級合格
その第1歩として「1か月で3級合格」を目標に掲げました。
勉強時間は次のように確保しました。
朝出社後 15分間
昼食後 15分間
夕食後 10分間
朝昼晩、3回に分けて勉強し、隙間時間ができたら追加で勉強するという形で学習を進めました。
10分くらいの時間があればアプリで少しずつ進められる形だったので、忙しいけど隙間時間が多い、さらに集中力の低下を感じている私には合ってました。
この隙間時間が侮れない!
この1か月は、移動の電車の中や、銀行の待ち時間、事務所で来客を待っている時間など暇さえあればアプリを開いて学習していました。
10分単位で練習問題をコツコツ解いたおかげで、本試験の第1問では満点を取ることができました。
久しぶりの試験なので、試験日が近づくと変な緊張感が高まりましたが、模擬試験を何度も受けて実力を試し、自分を安心させました。
アプリで何度も何度も模擬試験を受けることができたのはありがたかったです。
簿記3級の模擬試験は8回受けました。
本試験と同じ出題形式、パソコン画面だったので、本番でも落ち着いて臨むことができました。
受講生同士はX(旧Twitter)のコミュニティで交流ができます。
学習方法を相談したり、他の方の学習方法や気づきを読むことで参考になりました。
〇〇さんも3級合格に向けて頑張っておられるんだ!
と連帯感も生まれて、私も頑張ろうと思えました。
無事に合格して、Xのコミュニティに「合格しました!」と投稿することを想像しながら試験に臨んだほどです。
このように、学習アプリと隙間時間の活用で、当初の目的通り1か月で合格することができました。
目標の一つをクリアできたことで、ホッとしていますし、自信にもなりました。
そして、自社の経営基盤をもっと固めよう、今以上に利益を出していこうという意識が高まりました。
これは決算書の面白さ、数字の面白さが見えてきたからです。
会社19期目にして、今ごろかい!と突っ込まれそうですが💦
今回、簿記3級にチャレンジしたことで、改めて「学ぶ楽しさ」も実感しました。
まずは簿記2級まで取得して、自社の経営、コンサルティングの仕事にも役立てていきますね。
今まで以上に利益出していきますよー