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雑談しやすい雰囲気を心がけると、仕事が広がる

2020/09/15

在宅ワーク中心の働き方に変更した企業が増えました。

従業員は通勤時間が要らなくなる、企業は事務所を縮小することができるというメリットがありますが、組織内での雑談が減るという心配もあります。

雑談は、ちょっとした悩みを話してスッキリしたり、仕事のヒントが見つかったり、人間関係が深まったりと、在宅ワーク中心の時代に、改めて見直されています。


わくらくの勉強会も、コロナ前はセミナールームに集まって一緒の空間で学び、その後、ランチに行くという形で雑談を楽しむ時間がたくさんありました。

勉強会より、その後のランチと雑談が楽しみという会員さんもいらしたくらいです。



わくらくが事務所を構える北堀江周辺はオシャレなお店も多く、雑談が盛り上がります!


今では、わくらくの勉強会も大半がオンラインもしくは、オンライン&オフライン併用となりました。

直接、顔を合わせる時間が少ない、雑談が減る。。。と思い、

セミナーの最初にあえて雑談タイムを作っています。

毎回、参加者の皆さんに

「最近、嬉しかったことやハマっていること」

を1~2分話してもらうのです。

意外な趣味や共通点が見つかり、参加者同士に親近感が生まれます。


オンラインセミナーの場合は、数分遅れて参加される方もいらっしゃるので、セミナー前の雑談タイムは

参加者の緊張感を解くことだけでなく、遅れる方のフォローにも役立ちます。

(本当は、定刻に皆さん揃って欲しいんですけどね。。。)


そして、この雑談で話した内容の方が、参加者の印象に残っていることも多いのです。


何気ない雑談が仕事に繋がることは多い

 

雑談の中で、仕事の深い部分まで話してもらえることがあります。

先日、研修講師のAさんが、雑談タイムに販売員研修のエピソードを話して下さいました。

コロナ禍での販売員研修の話は、起業セミナーの参考になる部分もあり、興味深く印象的でした。


数日後、Bさんから「販売員研修ができる人はいませんか?」との相談が入り

すぐにAさんの顔が浮んだのです。

雑談のおかげで、Aさんの仕事内容だけでなく仕事の進め方についても分かったので、

安心してBさんにご紹介することができました。



自分の仕事のことは説明しているつもりですが、自分が思っている以上に伝わっていません。

雑談の時間では、具体的なエピソードや嬉しかった話、困った話なども話すので、

周りの人が、仕事の様子をイメージすることができます。

そして、雑談には人柄や信念がにじみ出るものです。

私も、何気ない雑談の中で「三根さんらしいね」と言われることがよくあります。


雑談の時は、聞き手もリラックスしていますから

「この人の考え方好きだな」

「この人なら安心して仕事を任せることができるな」

というような、感覚的な部分を感じてもらいやすいようです。


セミナー主催者は、雑談しやすい場づくりも重要

 

このように、雑談は参加者の人柄を伝えて、人間関係を深めます。


セミナーやワークショップも、単に何を学べるかだけでなく、

どんな人が参加しているか、交流ができるかという点も重視されるもの。

セミナーや交流会の主催者は、雑談が起こりやすい場づくりを心掛けると

皆さんが打ち解けあって、セミナー後もご縁が繋がるような場が生まれて効果的です。


わくらくでは、このようにセミナーや交流会で、参加者同士が打ち解けあい

居心地が良い場づくりについても、相談に乗っていますので、ぜひご相談下さい。