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自分の得意、不得意を知って、手を抜くところは手を抜こう

2021/02/22

起業すると、最初は商品開発、営業、経理、事務手続きと何でも自分一人でこなさないといけません。

イマドキの言葉で言うとワンオペ。

自分の好きなことを仕事にしようと思ったのに、

仕事以外の雑用にたくさん時間が取られている!

そう感じる人も多いはずです。




女性は真面目な方が多いので、経理や事務手続きも完璧にしなければと思いがちです。

ですが、完璧を目指すのはやめましょう。


完璧はあり得ません。


先日、確定申告のやり方を教えて欲しいと会員さんが相談に来られました。

売上が上がってきたタイミングだったので、青色申告を考えておられました。


一緒にクラウド会計のソフトを比較し、お試しでいくつか入力してみました。

自分一人でもできそうという感度をつかみ、あとは自分でやってみますと帰られました。


補助金に採択された方が報告書を作成される際も、作成前に書類一式を持ち込んで相談されます。

そして、その人が今、やらなければいけないこと、集める必要がある書類をお伝えしています。


不得意なことを勉強でカバーしようと思わなくて良い

 

分からないところを自分で勉強して解決しようと思う姿勢は素晴らしいですが、時間も体力も限界があります。

自分が不得意なことはさっさと頼りましょう。

特に起業準備中や起業したばかりの頃は、開業届や各種手続きなど、初めてのことばかり。

聞きなれない言葉もたくさん出てきます。

慣れないことを調べて、エネルギーを消耗するのなら、

そのエネルギーは本業のブラッシュアップに使って欲しい。

これがわくらくの思いです。


開業届や経理の大まかな意味を知っておく必要はありますが

細かいところまで完全にカバーしようと思わず、

分からないところは、提出時に担当の人に聞こう!

ぐらいの心構えで良いんです。


17年間、起業支援に関わってきた経験から、力を入れるところ、抜いても構わないところを伝えることができます。

起業準備のすべてに全力投球なんて無理ですから、うまく力を抜くポイントもつかんで下さいね。