今日は女性支援に関わる方と情報交換をする機会がありました。その中で相談員の方からこんな話を聞き、印象的だった言葉がありました。
「最近、相談の仕方が分からない人が増えているんです」
「自分の現状や悩みをうまく伝えられず、何を話したら良いのか分からないという方が多くて…。そのため、適切な支援が提供できないことが増えているんです」
自分の困っていることを言葉にできないと、誰かに頼ることも難しくなってしまいます。
相談に来られる方の中にも、「何をどう頼ったらいいか分からない」という悩みを抱える方が少なくありません。
相談力を高めるためのステップ
誰かに助けを求めたり、アドバイスを受けるためには、次のような力が求められます。
これが難しいと感じる方は、まず自分の頭の中にある考えを書き出すところから始めてみるのがおすすめです。
紙でもアプリでも、自分の思いを整理する「ジャーナル」のようなものが役立ちます。
私が始めた「ジャーナル」というアプリ
最近、私も「ジャーナル」というアプリを使い始めました。
このアプリでは、さまざまな質問が表示され、考えや感情を整理する手助けをしてくれます。
例えば、次のような問いかけがあります。
ジャーナルでの問いかけ
「自分について学んだことを書いてみましょう。その学びを今の試練にどう生かせますか?」
「今日の出来事で自分の見方を変えたものは何ですか?」
「いつも興味を持っていることは何ですか?」
これらの質問に向き合うことで、頭の中で言葉を探し、自然と自分の気持ちや考えが整理されていきます。
自分の言葉で伝えられる力を身につけよう
人に頼るためには、自分の言葉で現状や気持ちを伝えられることが大切です。