阪急うめだ本店で開催中の 「大衣装展覧会」(KEITAMARUYAMA 30周年×DREAMS COME TRUE 35周年 記念祝祭)に行ってきました。
ステージ衣装が持つ特別な力や、それに込められた熱意に圧倒される時間でした。
この展示では、丸山敬太さんが手がけたDREAMS COME TRUEのステージ衣装が間近で見られます。
普段は遠くから眺めるだけの衣装を目の前にすると、そのディテールの細かさに驚かされます。
刺繍やスパンコールが織りなす緻密なデザイン、どの角度から見ても美しいシルエット…衣装というより、まるで芸術作品のようでした。
ステージ衣装が放つ圧倒的なパワー
丸山敬太さんが語られていた言葉が印象的でした。
「ステージ衣装は、ファンの熱気や声援を吸収している」
その言葉通り、衣装からはライブ会場の熱気やエネルギーが放たれているように感じました。
ツアー中についたシミや色褪せもありましたが、これがまた生々しい。
これまでの歴史が詰まったその姿に、ただただ心が震えました。
また、展示にはデザイン画や指示書の原本も並んでおり、作品が生まれる過程を垣間見ることができました。
細部までこだわり抜かれたプロの仕事に触れることで、衣装だけでなくその裏側にいる多くの人々の情熱が伝わってきます。
衣装が呼び覚ますライブの記憶
ファンにとって、目の前の衣装を見た瞬間に浮かぶのは、ライブの思い出。
「このドレスは2007年のワンダーランドのオープニング!」
「あの1998年のツアーで登場した衣装だ!」
「2009年の20周年ライブで赤い衣装を着ていたシーン、感動したなあ…」
それぞれの衣装が、自分の記憶や感動と結びついていて、思わず涙が溢れました。
良いものを作り上げるために、込められた想いの力
一つひとつの作品が、多くの人の手を経て生まれ、そして多くの人の心を動かす。
丁寧な仕事の数々を目の当たりにして、圧倒させられました。
この展示会はは、12月16日まで阪急うめだギャラリーで開催されています。
お洋服が好きな方、ライブの熱気を再び感じたい方には、ぜひ足を運んでいただきたいです。