昨日のブログ記事では、営業初心者のためのチェックリストをご紹介しました。
- 営業について苦手意識はあるか ← 今回はここ
- 営業しやすい商品を持っているか
- 提案書を作ることが出来るか
- 複数の提案メニューを持っているか
- 提案先をリストアップできるか
- アポを取った時、どのように話を進めるかイメージが持てるか
- 相手のニーズを聞き出す質問力はあるか
- 自分が何をしている人なのか30秒で伝えることができるか
- 営業したい商品が、自社の長期的な経営戦略に繋がっているか
今回は、その中でも特に多くの方が感じている「営業への苦手意識」について紹介します。
「営業って苦手……」
「売り込みをするのは気が引ける」
「相手に迷惑をかけるんじゃないかと不安」
こう感じる方は少なくありません。
特に、営業経験がない女性起業家にとって、営業=強引な売り込みとイメージしてしまいがちです。
これまで執拗な売込みにウンザリした経験をお持ちなのかもしれません。
しかし、実は営業の本質は「お客様の役に立つこと」。
売り込むことではなく、お客様が求めているもの、必要なものを提案し
「助かった!ありがとう!」
と喜んでもらうことです。
営業が苦手・・・と感じている人は、次のステップで自分のことを振り返ってみて下さい。
1. なぜ営業が苦手なのか?原因を探る
まず、自分が「営業が苦手」と感じる理由を明確にしましょう。以下の項目に当てはまるものはありますか?
✅ そもそも営業のやり方が分からない
✅ 断られるのが怖い
✅ 売り込みをするのが申し訳ない
✅ 自分の商品に自信が持てない
✅ コミュニケーションが苦手
まず「何が不安なのか」を、自分にとってブレーキになっていることに気づきましょう。
2. 営業=お客様の課題を解決すること、より良くなる提案をすること
営業は単なる「商品を売る行為」ではありません。
お客様が困っていることや、求めているものを理解し、解決方法を提案することです。
例えば、「普段着で簡単に出来る体ほぐしレッスン」を販売しているとします。
こうした悩みを持つ人に、あなたの商品がどんなふうに役立つのかを伝えることが営業です。
「売り込む」ではなく、「困っている人を助ける」という意識を持つことで、自然と営業への抵抗感が減っていきます。
3. 自分の商品・サービスに自信を持つ
「本当にこの商品は良いのかな……?」
「高いって思われるんじゃないかな?」
そんな不安を持っていると、相手にも伝わってしまいます。
人は、弱気の人、自信が無い人から買う気にはなれません。
まずは自分の商品やサービスに自信を持ちましょう。
🔹 実際に使ってくれたお客様の声を集める
🔹 商品の強みを明確にする(他とどう違うのか?)
🔹 自分で実際に使ってみて、良さを実感する
自信を持てば、自然と堂々と営業ができるようになります。
4. 断られることは当たり前!気にしない
営業では「要りません」と言われることもあります。
むしろ、断られることの方が多いです。
でも、それはあなた自身を否定しているのではなく、「今は必要ない」というだけのこと。
「興味がないと言われる=私の価値がない」ではなく、「今は必要ないだけ」です。
5. 小さな成功体験を積み重ねる
最初から完璧に営業できる人はいません。まずは小さな成功体験を積み重ねましょう。
✔️ まずは知り合いに商品の説明をしてみる
✔️ 気軽に「こんな商品があるよ」と伝えてみる
✔️ 無料体験会を開催する
こうした小さな成功を積み重ねることで、自然と自信がついていきます。
営業は「売り込むこと」ではなく、「お客様の役に立つこと」。
まずは「営業が苦手」と感じる理由を明確にし、その上で「どうすれば伝えやすくなるか」を考えてみましょう。
わくらくでは、営業のマインドから資料作成、ロープレ、長期戦略までサポートする
企業営業で実際に受注につなげたノウハウをギュッと詰め込んでいます。