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あなたの提案書、お客様に伝わっていますか?【営業チェックリスト4】

2025/02/02
営業初心者の方向けに10回シリーズで営業の時にチェックしたい事を紹介しています。

  • 営業について苦手意識はあるか
  • 営業しやすい商品を持っているか
  • 提案書を作ることが出来るか ←今回はここ
  • 複数の提案メニューを持っているか
  • 提案先をリストアップできるか
  • アポを取った時、どのように話を進めるかイメージが持てるか
  • 相手のニーズを聞き出す質問力はあるか
  • 自分が何をしている人なのか30秒で伝えることができるか
  • 営業したい商品が、自社の長期的な経営戦略に繋がっているか


第4回目は「提案書を作ることができるか」


営業の際に、口頭で説明するだけでは伝わりにくいこともあります。

「なんとなく良さそう」と思ってもらっても、決裁者に話が届かず、契約につながらないことも…。


「提案書」であなたのサービスを「見える化」しましょう。

提案書があることで、お客様にとってのメリットが明確になり、社内での決済もしやすくなります。

分かりやすい提案書があると、営業の場に同席されなかった方にも、あなたのサービスを知ってもらうことができます。


申込につながる提案書のポイントを紹介します。



1. 自社の特徴ではなく、お客様のメリットを打ち出す

よくある提案書の失敗例は、「自社の強み」ばかりをアピールしてしまうこと。


例えば、私が、次のような提案書を作ったとします。


🚫 NG例:「わくらく」の特徴を説明するだけの提案書



  • 女性起業家向けのコミュニティを運営
  • 経営勉強会を毎月開催
  • 事業計画書作成のサポートが得意

これだけでは「ふーん、それで?」と思われる可能性が高いです。


大切なのは、お客様にとってのメリットを伝えること。

例えば、次のように言い換えてみると印象が変わります。


✅ OK例:「わくらく」を利用することで得られるメリットを強調


  • 「売上UPのための具体的なアドバイスがもらえる」
  • 「一人で悩まず、女性起業家仲間と相談しながら成長できる」
  • 「事業計画書の作成をサポートするので、補助金の活用もスムーズ」

このように、 「自社が何をしているか」ではなく、「お客様がどう変わるか」 に焦点を当てるのがポイントです。


2. 決済者が抱えている課題に寄り添う

営業で面談した人と、決済する人(=最終判断をする人)が違うという場合もあります。

決済者が「これは必要だ!」と感じてもらえるように、決裁者が抱えている課題を想像してみましょう。


例えば、飲食店向けのSNS活用コンサルティングを提案するとします。


✅ 飲食店SNS担当者の悩み


「SNSで発信しても集客につながらない」

「投稿が面倒で続かない」


✅ 決裁者(経営者)の視点


「広告費をかけずに売上を伸ばしたい」

「スタッフがSNS運用できるようにしたい」


このように、「担当者の悩み」と「決裁者の視点」は微妙に異なることがあります。

決裁者の課題に寄り添った提案書にすることで、「これは必要だ」と感じてもらいやすくなります。


経営者の場合は業務効率化、コスト削減などの切り口は反応が良いので、次のようなタイトルで提案書を作成します。

「広告費をかけずに売上アップ!SNS運用のコツを学べる実践講座」


この企画の採用を決めるのは最終的に誰なのかを意識すると、営業のアプローチも変わります。



3. 実績を盛り込むことでイメージが湧きやすくなる

お客様は「本当にこの提案を採用して大丈夫?成果につながるの?」と不安に思っています。

そこで、過去の実績や事例を入れると、

 「このサービスを導入すれば、こういう成果が出るんだ!」

とイメージしやすくなります。



🔹 実績を活用するポイント

✅ 数字を入れる:「3か月でフォロワーが2倍になった」

✅ お客様の声を載せる:「おかげでSNS集客ができるようになった」

✅ ビフォー・アフターを見せる:「導入前→導入後の変化を具体的に」


🔹 例:SNS活用コンサルティングの実績紹介
「カフェ○○のAさんは、Instagramで何を発信したら良いか分からず悩んでおられました。
コンサルで写真の撮り方、ストーリーズの活用、メンション活用などをアドバイスしました。
コンサル後は3か月でフォロワーが500人増え、予約数も1.5倍になりました。」


こうした事例を入れることで、読んだ人が「自分にもできそう」と感じ、導入しやすくなります。


提案書は単なる説明資料ではなく、「お客様が行動を決めるためのツール」です。

面談相手だけでなく、決裁者の手に渡ることも考えて、次の3つを意識してみて下さい。


✅ 自社の特徴だけでなく、お客様のメリットを打ち出す

✅ 決裁者が抱えている課題に寄り添う

✅ 実績を盛り込むことでイメージが湧きやすくなる



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