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事業縮小・見直しに悩んだら。女性経営者が静かに乗り越える“整理”のステップ

2025/05/04

「事業を縮小するなんて、誰に相談したらいいんだろう?」


ここ数か月、「事業の見直し」や「縮小」に関するご相談が増えています。

内容はさまざまで、

  • 事務所の移転を考えている
  • スタッフの退職で体制をどう見直すか
  • 独立したスタッフのサービスをどう調整するか 

など。


拡大する時もエネルギーが要りますが、縮小もエネルギーが要ります。
むしろ、エネルギー消耗します。



新しい人を入れる?減らしたまま進める?

たとえば、社員が退職した時、新しい人材を採用するかどうかの判断はとても悩ましいところです。

採用には時間もお金もかかりますし、育成期間を含めると、1年くらいは戦力にならないことも多いです。

社長としては、その間の金銭的・時間的・精神的な負担を抱えながら進めていくことになります。

もちろん、新しいスタッフがもたらす「新しい風」や刺激がプラスになることもありますが、それでも決断は簡単ではありません。


「やめる」という選択の重さ

経営をしていると、「やめる」という決断はどうしても後ろ向きに感じられるもの。

たとえば、こんなことはありませんか?


利益はあまり出ていないけど、創業当初からの大切なお客様が利用しているサービスA。

やめることを考えるだけで、心が痛む。


こうしたケースは実際とても多いです。


でも、冷静に考えてみると、

自分の「体力(時間・エネルギー)」と「利益」とのバランスを見直すタイミングだったりします。

感情が入ると判断が鈍る。だからこそ、信頼できる誰かと話す

「やめる」「変える」「減らす」という判断は、とてもエネルギーが要ります。

特に、自分が関わってきたサービスやスタッフが関係している場合は、感情も複雑に絡み合うからです。


そんな時は、信頼できる人と話すことで、気持ちが整理されていきます。

感情が落ち着いてくると、数字や体制も客観的に見られるようになります。



私自身も、事務所を縮小しました

実は、私も2023年に事務所を移転し、事業の見直しをしました。

その経験をブログやSNSで発信したことで、「実は私も…」というご相談が増えたのです。


正直、縮小の話って、どこか後ろめたい”ように感じてしまい、なかなか人に相談できないもの。

私も、移転のことを相談したのは、信頼している2人だけでした。


経験したからこそ、寄り添えることがある

「拡大こそ正解」と思っていた時期の私は、

きっと縮小や見直しを考えている人にとって、相談しづらい雰囲気だったと思います。


でも今は、

事業の縮小

スタッフの入れ替え

家族の介護や体調の変化

ライフステージの変化

そんな経験を経て、ようやく本当の意味で“寄り添える”自分になれた気がしています。


「まだまだ仕事は頑張りたい」と思うあなたへ

わくらくは、今年で21周年を迎えました。

長年ご一緒してきた会員さんの中には、まさに今、さまざまな人生の変化と向き合っている方もいらっしゃいます。


起業や仕事って、人生と切り離せないからこそ、

「拡大だけが正解じゃない」選択肢を持てる場所が必要なのではないでしょうか。


わくらくは、そんな実家のような場所でありたいと思っています。


モヤモヤした時こそ、気軽に無料相談へお越しくださいね。

「縮小」も「成長」も、あなたらしい選択を応援します。