最近、SNSやネットバンキング、証券口座の「乗っ取り被害」が増えているのをご存知ですか?
「どこまでセキュリティ対策をしたら安心できるの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身も、仕事で日常的にSNSを使っているため、情報漏えいや不正アクセスのニュースを見るたびに、他人事ではいられなくなってきました。
SNSセキュリティ対策、あなたはできていますか?
講座では、まずSNSの基本から丁寧に解説していただきました。
●主要SNSの特徴と注意点
Facebook:実名利用が前提で、個人情報が多く見える
Instagram:写真メインで、位置情報の扱いに注意
X(旧Twitter):匿名性が高く、拡散力も強い
LINE:個人間の連絡に便利な反面、乗っ取りが急増中
「知っているつもり」でも、正しく理解していないSNSの仕組みや特徴を学ぶことで、日々の使い方を見直すきっかけになります。
アカウント乗っ取りを防ぐ!すぐできる2つの対策
2段階認証を設定する
→ログイン時に、IDとパスワードに加え、SMSや専用アプリでの確認を行うことで、不正ログインを防ぎます。
位置情報や公開範囲を見直す
→何気なく投稿した写真やチェックインが、実は“居場所の特定”につながることも。
特に女性経営者は、お客様や取引先との信頼関係を守るためにも、自身の情報をきちんと守ることが求められます。
SNSトラブルで心をすり減らさないために
講座の後半では、「SNSで心を病まないための使い方」についても学びました。
誹謗中傷コメントの見極め方と受け止め方
感情的な投稿を避けるタイミングの見極め
誤解を招かない文章表現のポイント
SNSは発信力が強い分、思わぬ誤解を生むこともあります。だからこそ、冷静な判断と「共感される伝え方」が大切ですね。
参加者の声から見えた“気づき”
講座後の感想では、こんな声が寄せられました。
「位置情報について、これまで意識したことがありませんでした」
「なりすましの見分け方と対処法を知ることができて安心しました」
「誤解のない文章の書き方、実践してみようと思います」
特に50代以降の女性にとって、「今さら聞けないSNS用語」も、丁寧に解説してもらえることで安心感が生まれます。
経営者こそ、デジタルリテラシーを身につけて
経営者は信頼が第一。
ビジネスにSNSを活用する時代だからこそ、「安全に使う知識」をアップデートしていくことが、自分自身とお客様を守ることにつながります。
今回のような講座は、50代の女性経営者にとって“今さら聞けない”を解消する貴重な機会。
これからも、仲間と一緒に学びながら、安心してデジタルを活用できる環境を整えていきたいですね。