「起業」が特別な選択肢ではなくなってきた。
そんな変化を肌で感じた講演のひとときでした。
毎年ご縁をいただいている、京都先端科学大学「女性企業家講座」にて、今年も登壇させていただきました。
この講座は、女性の企業家・経営者を育てることを目的とした特別プログラム。
“起業家”ではなく“企業家”と表現されている点にも、ビジネスを継続・発展させる視点を重視されていることが伺えます。起業を取り巻く環境は、ここ10年で大きく変わった
この講座に登壇するようになって、早くも10年。
当時とは違い、今は学生起業や20代のうちにコミュニティを立ち上げる人たちが、どんどん増えてきています。
私自身も最近は、26歳の若手経営者が主催するAI勉強会に参加したり、若手女性起業家と交流する機会も多くなりました。
彼らの姿からは、
そんなリアルな価値観とエネルギーがあふれていて、いつも良い刺激をもらっています。
好奇心と行動力があれば、年齢は関係ない
最近は「大人の起業」も「学生の起業」も、環境やタイミングに関係なく始められる時代になってきました。
資金や人脈がなければ始められなかった時代から、
今は小さくテストしながら始め、成長させる“スモールスタート起業”が可能です。
SNSやクラウドツール、低コストで始められるホームページ作成サービス、オンラインでの集客手法…。
こうした環境が整ってきたからこそ、やる気と柔軟な発想があれば年齢に関係なくビジネスを立ち上げることができるようになったと感じます。
起業が「人生の選択肢のひとつ」であればいい
今回の講座では、私自身のキャリアや、起業するまでの紆余曲折、今も続く試行錯誤についてもお話させていただきました。
学生の皆さんが、自分の将来を考えるうえで、
「会社に就職する」だけでなく「自分で仕事をつくる」という選択肢があることを知ってもらえたら嬉しいなと思います。
「起業=特別な才能を持った人だけのもの」ではない。
小さなことでも、自分がやりたいと思えることを形にしていくことこそ、現代の“企業家”のスタイル。
そう伝えることが、私の役目の一つだと感じています。
女性経営者の育成に、大学も本気で取り組んでいる
京都先端科学大学では、ニデック(旧・日本電産)の永守重信さんが理事長を務められていることもあり、アントレプレナー教育に非常に力を入れています。
学生が自らショップを運営する「チャレンジショップ」が学内に設けられているなど、
実践に基づいた起業支援が行われていることも特長です。
これからの時代は、学びながら挑戦することが当たり前に。
起業に興味がある学生さんや、キャリアチェンジを考える女性にとって、こうした学びの場はとても心強い存在です。
自分らしい働き方を選べる社会へ
起業やビジネスの形は人それぞれ。
それぞれのライフステージや価値観に合わせて、自分らしい仕事のつくり方を選べる社会になってほしい。
私もその一助として、これからも伝え続けていきたいと思います。
わくらくでは、女性の起業や働き方のサポートを20年間行ってきました。
「自分の強みを活かして仕事をつくりたい」と思っている方は、ぜひ無料相談会へお越しくださいね🌸