経営者の方とお話していると、「神社や神様をとても大切にしている」という方が多くいらっしゃいます。
実は私も、会社を立ち上げたばかりの頃、ある方からこんなことを教えていただきました。
「大神神社にお参りしている会社はつぶれない」
毎月1日は、心を整える大切な日
大神神社では、毎月1日に「月次祭(つきなみさい)」というお祭りが行われています。
この日には、神楽(かぐら)が奉納され、大祓詞(おおはらえのことば)を皆で唱えます。
拝殿に上がってお参りをするひとときは、神様と心が通じるような、凛とした時間です。
「今月も、どうぞよろしくお願いします」
そんな気持ちで手を合わせることで、自分の心が整い、背筋がすっと伸びる気がします。
崇敬会という“心のふるさと”
さらに私は、大神神社の崇敬会にも入会しています。
ここは、三輪山をご神体とし、「心のふるさと」として信仰されている方々が集まる会。
会員特典のひとつに、誕生日月のご祈祷があります。
私も誕生日の前にご祈祷を受け、
「また一年、健やかに過ごそう」
という気持ちを新たにすることができました。
自分にできることを精一杯。あとはお任せする
経営には、予測できないことがたくさん起こります。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉のとおり、
私たち経営者は、できる限りの準備と努力をしたうえで、最後は天に委ねる勇気も必要です。
神様に手を合わせることで、
「私はここまでやったから、あとはきっと大丈夫」
という安心感が得られるのです。
経営と神様と、私
神社とのご縁は、単なる習慣ではなく、
経営者として“心の軸”を保つための大切な時間。
神様を敬いながら、親しみも感じて、
「いつも見守ってもらっている」そんな気持ちで日々を過ごすことが、
私の経営のベースになっています。