生成系AI活用について、セミナー講師として声をかけていただく機会が増えました。
「AIってすごい!」「ブログも企画書もAIが書いてくれる時代だね」
そんな声が増えている一方で、私は気になっていることがあります。
① 使っている人・使っていない人の差
これは想像しやすいですよね。
使っている人は、仕事のスピードが早くなったり、アイデアの幅が広がったりしています。
でも、もっと大きな差が出てきているのは、次のポイントです。
② 思考を深めている人・思考を止めている人の差
ここが、今とても大きな分かれ道になっていると感じます。
生成系AIを“壁打ち相手”として、考えを整理したり、発想を深めたりする人がいる一方で、
「AIが作ったからこれでOK」と、出力された文章をそのまま使ってしまう人もいます。
最近では、補助金申請書や講演資料などでも「これはAIが書いたままだな」と思われるものを目にすることが増えてきました。
内容自体は間違っていないのですが、その人の言葉で語られていないから、まったく印象に残らないのです。
今は、生成系AI活用の過渡期
私自身もAIを日々活用していますが、主役はあくまで“自分”
生成系AIは、思考を深めたり、表現を磨いたりするためのサポート役。
「自分らしさ」を引き出すためにどう使うかが、これからの鍵になると感じています。
あなたは、AIとどう付き合っていますか?
AIに任せるのではなく、AIと対話することで、自分の考えをクリアにしていく。
そんな使い方をしていきたいですね。