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相談業の難しさとやりがい|女性起業家コンサルタントの視点

2025/08/24

コンサルタントや相談業の仕事は、相談者の「伸びしろ」を見つけて、伸ばす方法を一緒に考えることです。

伸びしろとは、現時点ではまだ活かしきれていない部分や、少しズレている部分、改善の余地がある部分のこと。


つまり「できていない部分」を言語化して伝えることが、相談業における大切な役割です。




相談業の難しさ|指摘は時にショックになる

ただし、この「できていない部分」を指摘されるのは、相談者にとって簡単なことではありません。


自分でもうすうす気づいていたけれど、人に言われるとショック

自分では頑張っていたつもりなのに、「まだ改善の余地がある」と指摘されてショック


こうした反応は珍しくありません。


私自身も、親しい人に指摘されたときに

「私だって頑張っているよ!考えているよ!」

と反発したくなることがあります。


相談業やコンサルティングの難しさは、まさにこの「伝え方」にあるのです。


コンサルタントに求められる伝え方の工夫

正しいことを伝えるだけでは不十分です。

大切なのは、相手が「気づき」として受け取れるように伝えること。


伝え方の工夫ポイント

相手の立場に立って共感する

否定ではなく可能性として伝える

言葉を選び、成長の未来をイメージさせる


人の心は繊細で、同じ内容でも伝え方ひとつで「やる気」になるか「落ち込む」かが変わります。

コンサルタントは日々、相手の心に届く言葉を探し続ける鍛錬をしています。

相談者さんの反応を見ながら、
届いたかな?
こういう伝え方の方が良かったかな?
と振り返ってばかりです。


相談業のやりがい|ご縁ある方に成功してほしい

相談業に携わるすべての方に共通しているのは「ご縁のあった人に、上手くいってほしい」という想いです。


そのために、時には耳が痛いことも伝えなければなりません。

しかしそれは、相手の未来を広げるための大切なプロセス。


相談業やコンサルティングのやりがいは、相談者が成長し、成果を出し、自信を持つ瞬間を共に味わえることにあります。


相談業は「伝え方」と「寄り添い」が鍵


相談業の難しさは「できていない部分をどう伝えるか」。

一方で、その難しさを乗り越えて相手に気づきを届けられたとき、大きなやりがいを感じます。


女性起業家としてコンサルティングや相談業に携わる方にとって、伝え方と寄り添い方を磨くことは、成果を生む上で欠かせないスキルです。


コンサルティングの仕事をしているけど、相談者さんがなかなか行動してくれないという方は

ぜひ伝え方を意識しながら日々の実践を積み重ねてみてください。

私もまだまだスキルアップの途中です。