最近、オーディブルで書籍を聴くことにハマっています。
最初は、話題の「国宝」の原作をオーディブルで聴いたことがきっかけでした。
尾上菊之助さんの朗読が素晴らしく、書籍がさらに深みを持って感じられました。
通勤途中、家事しながらでも聞くことができるのがオーディブルの魅力でもあります。
最近は、オーディブルで先に人気が出て書籍化される作品も出ているらしいですね。
話題のこちらを聞きました。
タイトルの意味がわかったとき、あなたの人生は大きく動く。
Audible人気作品ランキング第1位(2025/3/1~2025/3/31) 獲得! 泣けると大反響の小説が待望の書籍化!
喜多川泰・作家デビュー20周年の集大成となる最新作
高校卒業後、やりたい仕事もなく、たまたまたどり着いた守衛室の仕事で出会った方々とのエピソードです。
守衛室で働く方々の過去に触れ、それぞれの経験が次につながっていく、みんなの経験や思いが次につながる
そんなことを改めて感じさせてくれる作品でした。
ハッとしたのは次の言葉です。
守衛室での来客対応、校舎内の見回り、掃除など一見すると誰でもできる仕事。
それでも丁寧さやこだわりなどの個性が出ます。
誰でもできるから・・・と雑にしてないか、わが身を振り返るきっかけになりました。
家族がいるとか、仲間がいるとかとは別で、自分の人生が誰かに繋がっている
そんなことを考えたくなる作品です。