新商品の開発をしていると、つい
「どんな味にしよう?」
「どんなパッケージが可愛い?」
と目の前のことに集中しがちですよね。
でも本当に大切なのは、その商品がどんな場面で使われ、どんな気持ちで手に取られるのかをイメージすること。
私も今、嬉野茶を使ったお菓子「茶縁サブレ」を開発中なのですが、まさに“利用シーンの解像度”が重要だと感じています。

誰が・どんな時に・どんな気持ちで買うのか?
今回、想定したシーンのひとつはこんな場面です。
このシーンを描いた瞬間、パッケージの方向性が一気に固まりました。
「どんな人が、どんな気持ちで手に取るか」を考えるだけで、こんなにも決定がスムーズになるんだと実感しています。
想定顧客に近い人へヒアリングすると、本音が見える
さらに、想定しているお客様像に近い方にヒアリングしてみました。
すると──
こんなリアルな声が次々に。
やっぱり現場の本音ほど、商品開発のヒントになるものはありませんね。
ペルソナだけで終わらせない。「どんな場面で使われるか」まで描く
よく「ペルソナを設定しましょう」と言われますが、
本当に必要なのは “購入の背景” と “利用される場面” まで考えること。
このレベルまで落とし込むことで、商品開発の軸がブレなくなります。
新しいことをつくる時間は、大変だけど幸せ
茶縁サブレも、いくつかのギフトパッケージ候補があり、決めることが本当に多いです。
商品開発って「小さな決断の連続」ですね。
でも、
新しいことに挑戦している時間って、やっぱり楽しい。
そして、信頼できる仲間と一緒に「あれがいい」「これどう?」と言いながら作り上げていく時間は、ワクワクします。

完成までもうひと踏ん張り。
皆さんに手に取っていただける日を楽しみに、今日もコツコツ進めてます!!