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シェアオフィスは「立地と人脈」への投資

2026/04/15

ここ数年、シェアオフィスは本当に増えました。

私自身も大阪の「billage OSAKA」に入居していますが、今回オーストラリア発祥のグローバルシェアオフィス「SERVCORP」を訪問してきました。

その経験から、小規模企業の経営者だからこそ知っておきたい、シェアオフィス選びのポイントについてお話しします。

 

シェアオフィスがスモールビジネスに選ばれる理由

そもそも、なぜシェアオフィスなのでしょうか。答えはシンプルです。

入居を決めたら、すぐにビジネスを始動できるから。

机や電話回線といった最低限の設備が整っているので、起業直後から顧客対応がスムーズにできます。

また、立地の良い場所にコストを抑えて拠点を持つことができる点も大きな魅力です。

 

でも、それだけではありません。シェアオフィスの本当の価値は、そこに集まる「人」です。

オープンスペースから聞こえる営業の声、Zoom面談のやり取り、交流会での出会い。

他の起業家のビジネススタイルを間近で学べる環境は、スモールビジネスにとって何物にも代え難いものです。

私も、声が大きい先輩起業家のクロージング手法を耳にしながら

「あ、こういう引き出し方があるんだ」と

気づかされることが多々あります。

 

SERVCORP本町拠点で感じた「一流の場所の力」

今回訪問したSERVCORPは、オーストラリア発祥で40年の歴史を持つグローバルシェアオフィスです。

大阪には梅田、江戸堀、本町、京橋に加え、心斎橋にも近くオープン予定。

私が訪れた本町拠点は、御堂筋に面していて眺望が最高です。

 

受付には3名のスタッフが配置されており、クライアントの対応から郵便物の受け取り、発送手配まで完全にサポートしてくれます。

お客様を迎えるというホスピタリティが徹底されているんです。

 

そしてミーティングルームに案内された時、私はドキッとしました。

パソコンには「わくらくのサイト」が表示されていて、うちのロゴが入ったグリーティングカードまで置いてありました。

グローバル企業がこんな細やかなおもてなしをする。その心配りに、テンションが一気に上がりました。

 

「一流の場所に身を置く」ことの意味

部屋の隅に飾られていた言葉が印象的でした:「売り上げを上げたいと思ったら、一流の場所に身を置くことだ」。

 

オフィスのインテリアには高級感があり、スペースの間隔は広々としていて、静かで集中できる環境。

実際に3時間ほど作業してみると、本当にはかどるんです。

これは単なる「気分」の問題ではなく、環境が仕事の質に影響を与えるということ。

スモールビジネスだからこそ、私たちは限られた時間と予算を最大限に活用する必要があります。

だからこそ、環境選びは重要です。

 

ドリンク充実—お客様対応への配慮

個人的に心惹かれたのが、ドリンクの充実ぶり。

カプチーノ、ラテ、エスプレッソ、紅茶、緑茶、レモンウォーター...さらに有料ですがビールも選べます。

 

私の実家がお茶農家なので、自分の事務所を持っていた時はお茶にこだわって出していました。

クライアントがいらっしゃった時に、美味しいドリンクでおもてなしできる喜びってあります。

今はそれができていないのが残念ですが、SERVCORPではそれが叶う。

キッチンスペースの充実が、ビジネスの質を上げるという発想が素晴らしいと思いました。

 

プランの柔軟性も魅力

SERVCORPのプランで良いなと思ったのは、1万円台の手頃なプランでも全国22カ国の拠点が使えるという点。

東京出張時に東京で打ち合わせ、福岡出張時に福岡で対応する—そんな柔軟性があるのは、今のようなオンラインビジネスの時代に本当に助かりますね。

 

小規模企業の戦略転換—シェアオフィスとの付き合い方

。実は、私も3年前までシェアオフィスを自分で運営していました。

立派で綺麗なシェアオフィスがどんどん増えていく中で、当時の自分を振り返るともっと早く撤退を決めるべきだったと感じています。

 

でもこれは後ろ向きな話ではなく、むしろ今の時代を象徴する変化だと思うんです。

大手企業が良質なシェアオフィスを次々と開発し、手頃な価格で提供してくれるようになった。

それなら、私たちのようなスオールビジネスがすべきことは、シェアオフィスを運営することではなく、うまく「活用すること」です。

 

小規模企業だからこそできることに集中する

では、小規模企業の私たちはどこに力を注ぐべきか。

それは、シェアオフィス運営ではなく、自分たちが本当に持っているものです。

人脈、コンテンツ、専門性。

これらと良質なシェアオフィスを組み合わせることで、個人事業主でも「大手企業並みの対応」ができる時代が来たんです。

気軽に起業でき、サードプレース(自宅でも職場でもない第3の居場所)を手に入れられるようになりました。

 

今の私が選んだ場所、その理由

今の私は「billage OSAKA」を選んでいます。

その理由は、SERVCORPも素敵だけれど、billage OSAKAには他にはない「人」がいるから。

アクセスの良さ、御堂筋を見渡せる眺望、そして何より「入居者が素敵な人ばかり」という環境。

 

シェアオフィス選びって、本当には「物件選び」じゃなくて「コミュニティ選び」なんだと思います。

結局、人との交流が好きなんですよね。

 

シェアオフィスの数が増えることは、起業の敷居を下げてくれます。

大手がプレミアムな選択肢を提供してくれる今だからこそ、私たちはそのメリットを最大限に活かしながら、自分たちにしかできないソフト(人脈、コンテンツ、専門性)に集中する戦略が有効。

 

皆さんも、いろいろなシェアオフィスを体験してみることをお勧めします。

自分のお客様は誰か、自分たちはどういう環境にいたいのか。その問いに答えてくれる「場所」は、思わぬところで見つかるかもしれません。