年に2回開催している「わくらく」の夜の懇親会。
通常はセミナーやコンサルティングで、みんなビジネスモードの真剣な表情をしているのですが、夜の懇親会は違うんです。
食事を囲むと、誰もが素の自分になる。
そこに私は、コミュニティの魅力を感じています。

素顔が出る場所だから、人間関係が生まれる
昨日の懇親会には、22年前からわくらくに参加してくださっている会員さんから、数ヶ月前に入会してくださった新しい会員さんまで、本当に様々なステージの女性経営者たちが集まりました。
昨日、盛り上がった話の一つが「嵐のコンサート」についてでした。
その方自身は嵐のファンではないのですが、70代のお母さんが嵐の相葉くんのファンなんだそう。
親の夢を叶えてあげたいという想いから、自分でファンクラブに入会して、必死にチケットを取り、北海道のライブ当選まで手にした。
宿泊費や交通手配まで、お母様に代わりにやったというお話でした。
40代、50代の私たちが聞くと、心がホッと温かくなるような親孝行の話ですよね。
「自分たちも何か親にしてあげられることがあるかな」って、自然と考えてしまう。
そういう共感こそが、コミュニティの価値になるんだと改めて感じました。


人生の複雑さを知ることが、自分の幅を広げる
昨日聞いた話は、嵐のコンサートだけではありませんでした。
ご主人が病気になった中でも、自分の時間を大事にしている話。
お子さんが障害を持っていながら、どんな制度を活用して進んでいるのか、という実践的な話。
こういった話を聞くと、私たちの「仕事の世界」には入ってこない情報ばかりです。
けれど、その世界のしきたりや、トレンド、そこにいる人たちの悩みを知ることは、自分の世界を広げる大きなきっかけになるんです。
正直に言えば、私たちはみんな何かを抱えています。
自分の悩みもあれば、体調のこと、家族のこと。
その中でも自分のやりたいことを諦めず、エネルギーと時間をやりくりしながら進んでいる。
100%恵まれた状況で、フルコミットできている人なんて、ほぼいない。
だから、そういう「調整しながらやっている」っていう現実を分かち合える場所は、本当に貴重なんです。



そこから元気をもらえる。「あ、私だけじゃないんだ」って思える。その感覚が、次へのエネルギーになるんですよね。
「代表が教祖」じゃない、みんなが輝くコミュニティへ
昨日の懇親会で印象的だったのが、色彩心理カウンセリング協会の代表・洞渕美佐緒さんのお話です。
法人を立ち上げたのが53歳の時だったと聞いて、私は思わず立ち止まりました。

美佐緒さんが法人を設立される時、相談に乗りました。
それからの活躍の様子も見ています。
でもね、その年齢に自分がなって、そこから新しく法人を立ち上げるパワーがあるかな、って考えたんです。
私もまだまだチャレンジしようという気持ちになりました。
人生の先輩たちと接することで学ぶことがあります。
同時に、自分より若い経営者たちを見ていると、彼女たちのもがきが分かるし、その中にあるフレッシュな感性からも学べるんです。
年代も異なれば、事業のステージも様々な人たちと、フラットに語り合える場所を作ること。
それが私たちのコミュニティの目指す形です。
いわゆる「代表の魅力だけで成り立つコミュニティ」もあります。
そういうコミュニティは強固です。
でも、私たちは違う。それぞれがスターになり、みんなが輝いている、それぞれにファンがいるコミュニティを目指しているんです。
実は、こういう懇親会を仕切ってくださっているのは会員さんたち。
代表である私ではなく、会員さんたちが主体的に企画してくださるんです。
そこに集まるのは、その企画者のことを好きな人たちです。
コミュニティって、代表だけの力では続かない。
その代表を好きな人、その企画者を好きな人、そういった個々の「輝き」が合わさることで初めて成り立つんだと思っています。


食事の時は、みんなフラット
ご飯を食べている時って、みんなすごくフラットになれるんですよ。
稼いでいる人も、そうでない人も関係なく盛り上がれる話題って、何だと思いますか?それは「食」なんです。
出てきたお刺身の話、炊き込みご飯がおいしそうという話、そういう素朴なことって、事業の成績なんて関係なく、みんなの心を一つにするんです。
昨日は、そういうおいしいご飯を食べて、好きなものを飲みながら、心からの笑顔で帰ってきました。


経営者の懇親会って、単なる「つながり」を作る場ではありません。
自分の人生の先輩から学び、同世代と悩みを分かち合い、後進の感性に触れ、自分のエネルギーを再び充電する場所です。
仕事の話だけでは見えない「その人が生きている世界」を知ること。