「無借金経営がいい」は、本当に正しい? 

2026/10/05

「借金」と聞くと、どんなイメージがありますか?

 

「怖い」「借金ってあかんのかな」「無借金経営が一番やし」——そう思われる方、とても多いんじゃないでしょうか。

 

実は私も、そうでした。

 

でも、事業をやっていく中で知ってほしいことがあります。

事業は、早く投資して、早く軌道に乗せていくことがすごく大事なんです。

 

「お金が貯まってから」では、遅くなる

たとえば、ホームページを作りたいと思ったとします。

 

制作会社にお願いして、ちゃんとした対策の取れた、内容の整ったものを作ろうと思ったら、4、50万円くらいかかるのかなと思います。

 

「今は手元資金を使うのが怖いから、お金が貯まってから作ろう」

そう考える方もいらっしゃいます。

 

でも、

お金が貯まってからって、どうやって貯めるの?って話になるんですよね。

 

もし2、3ヶ月でホームページができたら、そのホームページを通して稼いでいけます。

予約が入りやすくなる。事業の説明がしやすくなる。

ホームページがあることで、事業が加速するんです。

 

だから、早く作った方が売り上げが上がるのも早い。

 

手元にお金がない

と思うなら、借り入れをして、まず投資して、回収していく方が、売り上げが上がる状態になるのはずっと早いんです。

 

ホームページだけじゃありません。

化粧品を仕入れて販売したい

エステをやるのに機械を導入して客単価を上げたい

お金が必要な場面は、いろいろあります。

 

小規模でも、融資は受けられる

「私でも、お金を借りられるんですか?」

 

そう不安に思われている方にこそ知ってほしいのですが、結構小規模な方でも、融資は受けられます。

 

そして、ほとんどの人が最初に選ぶのが日本政策金融公庫です。

 

地銀や都銀だと、その人がどれだけ担保を持っているか、そういうところで評価されがちです。

でも公庫は違います。この人がどんなビジネスをしようとしているのか、意欲はどうか、そういうところに注目してくれます。

 

貯金がいくらあるか、担保があるか、というところはあまり見られないので、スモールビジネスの方が最初に借りに行くなら、公庫がおすすめです。

 

「事業計画書、書いてからじゃないとダメ?」

「借金したことないから、どうやって借りるの?」

「事業計画書を作ってから相談に行かなきゃいけないの?」

 

そう思うかもしれませんが、大丈夫。相談窓口があります。

 

お金を借りるにしても、ストレスを少なく、スムーズに進める方法って、いろいろあるんです。

逆に知らないと……いきなり窓口に行って、何の準備もしないまま行って、撃沈して帰ってきた、みたいな方もいらっしゃるんですよ。

 

まずは商工会議所へ。創業の時期が一番借りやすい

お金を借りるとき、まずどうしたらいいか。

 一番手間がかからないのは、商工会議所に行くことです。

「こういうことで融資を受けたい」と相談してみてください

。商工会議所経由でお金を借りると、金利が良くなります。

 

そして大事なこと。借りるなら、創業の時期が一番借りやすいんです。

 

最初から融資は考えられない、と思われる方もいるかもしれません。

でも、借りるなら一番最初が借りやすいんです。

 

どういうことかというと——

 

最初は

「自分の貯金が300万ぐらいあるから、これでやるわ」

と始めたとします。

でもその貯金がどんどんなくなって、

「お金が足りなくなったから借りよう」

となると、

「この人は300万あってもうまくいかなかったんだ」

「返すあてもないのに、今さら借りてどうするの?」

という見られ方をしてしまう。

 

でも、スタートする前なら、逆に実績がなくても

「こんなことをやろうと思っているんだね」

と、事業計画だけで見てもらえるので、借りやすいんです。

 

何かチャレンジしようと思っている方、最初からスタートダッシュを切りたい方は、融資も選択肢に入れてみてください。

 

準備してから窓口へ行くと、スムーズにいく

相談先としては、商工会議所のほかに、大阪なら創業サポートセンターがあります。

公庫の中に、事業計画や最初の一歩をお手伝いする部署があるんですよ。

各地域にあります(近畿なら大阪)。

 

そこでいきなり「借りさせてください」ではなく、まず事業計画書を見てもらうところから始めて、準備してから各支店に行くようにすると、スムーズに借りられます。

 

500万円くらいなら、自分で書いてOK

創業しようとなると、「資金調達、やりますよ」というコンサルタントの方もいらっしゃいます。

「10万円か20万円払ったら事業計画書を作ってあげるよ」みたいな、資金調達コンサルタントもいっぱいいます。

 

でも正直に言うと、スモールビジネスの人が借りるレベルというのは、だいたい500万円ぐらいだと思うんです。

 

そのくらいだったら、自分で書いても全然OKです。

コンサルタントに頼むと、自分の希望とは違う、「お金を借りるだけの事業計画書」を作られたりすることもあるんです。

それに何より、10万、20万を使うのはもったいない。

 

お金をかけなくても、借りられる方法はあります。

自分で事業計画書を作ることで覚悟が決まります。

 

私も、9月に借り入れました

「借金って怖い」——そう思われるかもしれません。

 でも、手元に資金がしっかりあると、腰を据えてチャレンジできるんですね。

 

貯金がなくなって「どうしよう」という不安の中で動くと、無駄な動きが多くなったり、目の前のことに追われる状態になりがちです。

 

実は私も、9月に借り入れしました。

特に資金繰りに困っているわけではないんですけど、「何かあったときにチャレンジするために」ちょっと今借りています。

これがあるから、腰を据えた長期的なチャレンジもできる。

金利は払いますけど、借りて返しながら進めているんです。

 

借りる前は怖いけど、実際に借りてみたら、使わない口座に置いておいて、それを返していくだけ。

そんなに怖いことではないんですね。

 

手元に資金があると、腰を据えてチャレンジできる

そのためにも融資、考えてみて下さい。