お店のファンを増やしていくには、次の2つのポイントが大切です。
1. 定期的に足を運んでもらうきっかけづくり
2. 自分が大切にされていると感じてもらうためのフォロー
1.定期的に足を運んでもらうきっかけづくり
いつでも気軽に来て下さいね!
いつでも行けるお店だと思うと、ついつい後回しにしがちですので「この日に行かなければ!」と思ってもらえるイベントを企画しましょう。
周年イベントや、他業種とのコラボイベントなどが考えられます。
わくらくも、5月1日に19周年オープンオフィスを開催しました。
また、最近はお客様がお店づくり、商品作りに関わり、自分が応援している店としてファンになられるパターンも増えました。
例)プレオープン日を作って一足先に体験してもらう。
新作菓子試食会を開催し、お得意様を招待する。
アパレル店で、お客様にモデルになってもらって着用写真を公開する。
お客様を巻き込むことで、単なるお客様という立ち位置ではなく、プロジェクトメンバーのように感じてもらうことができます。
お店や商品に対する愛着が沸いて、クチコミにつながります。
この時に重要なのは、事業主の思いやコンセプト、ビジョンが明確に発信されていることです。
特に、お客様への思いはホームページやチラシに記載し、口頭でも繰り返し伝えて、お客様に浸透させてください。
2. 自分が大切にされていると感じてもらうためのフォロー
お客様に心を開いてもらうには、問い合わせや購入後のフォローが大切です。来店後にお礼メールを送る、来店時の購入履歴や話した内容を控えておくなどの工夫で、次に来店された際にスムーズな対応ができます。
今は安価で便利な顧客管理システムがたくさんありますので、フォローも仕組み化しましょう。
・お礼メールは定型文を作っておいて、その日のうちに送る。
・化粧品など数日後に効果が分かるものは、感想を尋ねるメールを数日後に予約配信する。
・雑談で出た趣味や家族の話題も顧客情報に入れておく。
お客様がお子様の事をお話された際は、お名前、性別や学年などを顧客情報に入力しています。
「娘さん、今年は中学ですね。ピアノは今でも習っておられるのですか」というように話しかけると、とても喜ばれますし会話が膨らみます。
顧客管理システムに入力することで、スタッフと情報を共有することができて、お店全体で顧客フォローの質を上げることができます。
足を運んでもらうきっかけを作ったり、フォローしながら交流したり、積極的に接点を作っていくこと、小さな接点の積み重ねが信頼に繋がります。