オンラインセミナーに参加していると
セミナー開催の時は、資料をキレイに作ることに意識が向かいがちですが人を巻き込むような話し方ができるかとても重要です。
これは、セミナーに限らず打合せ、商談の場面でも言えます。
せっかくの良い内容でも、話し方が淡々としていたり、声が聞き取りにくかったりすると良さが伝わりません。
聞き手は、内容そのものより、声のトーンやリズム、芯の強さなど、話す人の雰囲気の方が印象に残るんです。
私も一時期、話し方に圧があると言われたことがあります。
ビジネス交流会に参加した時のことです。
パワーポイントの資料に、自分の思い、強み、利益が出るための戦略、これからのビジョンなどをまとめて作りこみました。
しかし、周りの人の反応が良かったのは、資料の内容より人を巻き込むような話し方、共感を呼ぶ話し方をする人でした。
その人のプレゼンが進むうちに、聞き手がどんどん引き込まれているのが明らかに分かりました。
一方、私のプレゼンは、情熱や強さがあっても、巻き込む力は無かったのです。
感覚的に例えるとしたら、次のようなイメージです。
周りの人を巻き込むプレゼン・・・話ながら会場を柔らかい布で覆うようなイメージ
私のプレゼン・・・全力でボールをビュンビュン投げているけど、受け止める人がいない。
周りの人はボールを目で追っているだけ。
その後、ビジネスプラン発表会の審査員をするようになったり、お仕事PR会を企画していると
人を巻き込み応援したくなるプレゼン、巻き込む力が不足しているプレゼンの違いがよく分かるようになりました。
プレゼンの話し方を磨くことで、自分のことを知って、興味を持ってもらう確率がグンと上がります。
セミナーや商談が多い人は、ぜひ話し方を磨きましょう。
話し方を磨く方法
1.動画撮影して自分で確認する
2.友達の前で何度もプレゼン練習を行う
3.話し方講座に参加する
1.動画撮影して自分で確認する
プレゼンまでの時間が限られている時に、すぐにできる方法です。
スマホで自撮りして、自分の話し方を確認しましょう。
口ぐせや声のトーンなど客観的に見ることができます。
特に注意して欲しいのが、話している時の表情です。
真剣に話し始めると表情が怖くなる方もいらっしゃいます。
(私もそのタイプです)
やはり女性は、プレゼンの時もにこやかで柔らかい空気を作っておきたいもの。
スマホの自撮りで、自分の表情も確認しましょう。
2.友達の前で何度もプレゼン練習を行う
聞き手がいると、話す方にも適度な緊張感や目の前の人に伝えようという気持ちが生まれます。
友達につき合ってもらい、自分自身の話しやすさや流れを確認しましょう。
また、友達に感想を聞くことで、伝わりやすい点、伝わりにくい点が分かります。
3.話し方講座に参加する
人前で話す機会がある人は、ぜひ話し方講座を受講して下さい。
話し方は少し練習しただけでも、効果を実感しやすいです。
(もちろん、話し方を極めていこうと思うと、長い道のりもあります。)
専門家のレッスンを受けると、今まで以上に聞き手に声が届くようになります。
素晴らしい思い、仕組みがあっても伝え方を間違えると残念な結果になります。
わくらくでは、ランチ会や勉強会でも自己紹介の機会が多いので話し方の練習になります。
今では、セミナー講師で活躍されている会員さんも、講師デビューする前は
わくらくパワーランチに毎月参加して、プレゼンの練習をされていました。