2025年の大河ドラマの主人公は蔦屋重三郎。
蔦屋重三郎って知ってます?
私は大河ドラマの主人公として発表されるまで知りませんでした。
急いでこの本を購入。
歌麿や写楽、北斎などをプロデュースした江戸時代の出版プロデューサーです。
この本自体は、タイムスリップ物の時代小説ですが、蔦屋重三郎がどのような考えで人をプロデュースしてきたのかがまとめてあり興味深いです。
その中の一部を紹介しますね。
・人生は知恵比べ。考え、抜いた方が勝つ。
・相手に期待をかけてがんばらせる。
・気の合わない人間ほど丁寧に接する。
・己の天分を知った上で仕事に生かす。
・悪い予感は、天からの忠告と心得、なおざりにしない
・好きな仕事で、人の役に立つ
蔦屋重三郎が、歌麿を売り出す際に、どのような仕掛けを考え、相手をやる気にさせたのかということが小説を通して書いてあります。
コンサルタントでありプロデューサーである私にとって、人の才能を活かす術がとても参考になりました。
再来年の大河ですが、脚本が私が大好きな森下佳子さんと言うこともあり、とても楽しみです。