事業を拡大する時、どのタイミングで事務所を構えるのか、どんな形式が良いのか悩まれる方も多いと思います。
私は次のようなステップで、事務所を移転してきました。
2002年 起業 尼崎の自宅
2004年 わくらく立ち上げ
本町のシェアオフィスで住所貸しを利用(月5000円)
2005年 法人化
本町のシェアオフィスで机1つのスペースを借りる(月3万円)
2006年 社員雇用
本町のシェアオフィスで机2つに広げる(月6万円)
2007年 長堀橋に移転(15坪のオフィスを持つ)
初の自前オフィス!
2013年 同じビル内で2つ目の部屋を借りて増床(15坪+7坪)
2018年 北堀江にコワーキングスペース付オフィスを構える(50坪)
2023年 本町のシェアオフィスへ
最初は自宅事務所。
そこから次のように移ってきました。
大阪市内の住所貸し
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机1つの共有オフィス
↓
15坪のオフィス
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15坪、7坪と2部屋保有
↓
50坪のオフィス
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シェアオフィス(今ココ)
起業してから、事務所を拡大し続けて、昨年初めて「縮小」を行いました。
最後の感謝祭の一コマ。
自前のオフィスとシェアオフィスを両方借りて事業を続けたから分かる、シェアオフィスのメリット、デメリットを紹介します。
シェアオフィスでは机、椅子、コピー機などの仕事に必要な備品がすでに備えられています。
シェアオフィスの初期費用だけでスタートできるのは、起業当初はありがたいです。
私もわくらくを立ち上げた当初はシェアオフィスで初期費用を押さえました。
また、自前のオフィスを構える場合と比べて次の費用も掛かりません。
- 礼金、敷金
- 保証金
- 火災保険
- 電気代
- 通信費(ネット回線費用)
1,2,3は初期費用に大きくかかわってきます。
テナントを借りるとしたら、1~3で100万円、200万円かかることも。
4,5もランニングコストとして大きいです。
電気代が高騰したり、猛暑でエアコンの稼働が高くなると気になるところですね。
テナントの場合、広さにもよりますが電気代だけで2万円~4万円はかかるのではないでしょうか。
掃除や備品の補充、ごみ捨て、ビルの各種点検などこまごましたことに対応しなくていいのはありがたいです。
清掃業者がお掃除してくれるのは本当にありがたい!!!
いつもきれいな場所で仕事ができるというのは、精神衛生上も良くて仕事がはかどります。
あー、あれ片付けなきゃ・・・とイライラすることが減りました。
大きな窓から見える景色も、私の疲れを吹き飛ばしてくれます。
先日の交流会では、大手企業にお勤めしながら週末に副業をしている方や、複数の会社に属している方とお会いしました。
シェアオフィスにいると、働き方が多様化していることを肌で感じます。
仕事中も常に誰かが周りにいて、活気を感じながら仕事ができるのが私には向いていました。
適度な場所に人がいて、適度にざわついている方が私には合っているみたいです。
場所が開放的ということも影響しているのでしょうか。
周りに人がいると集中できないという人は、シェアオフィスは難しいでしょうね。
オフィスの備品やスペースを共有しているので、思い通りにいかないこともあります。
会議室は予約制なので
「急に今使いたい!
と思っても、予約が埋まっています。
1週間くらい前ならほとんど予約可能なのですが、急に込み入った相談ごとが入った時でも個室が使えるとは限りません。
空調も区画ごとに設定されているのですが、エアコンの効きが良いところと悪いところがあります。
そして、私の個室はエアコンの効きが悪いのです💦
これはちょっと困りものです。
個室はこのような狭いスペースです。
ここの面積だけ考えると、割高かも。
シェアオフィスは、来客を事前登録する必要があります。
QRコードで入室していただく形です。
なので、急に来てくださった時もちょっとした手続きが必要となります。
手続き自体は1分もかからないのですが、これがちょっとした手間ですね。
来客の制限時間もあり、共有スペースに同伴できるのはお一人に対して、2時間までです。
多くの人が使う共有スペースですし、席数にも限りがありますので、お客様をお迎えする時に制限があるのが業種によっては使いづらい点かもしれませんね。
私のような起業家向けの相談業という業種では
という点はお客様にとってメリットです。
アクセスの良さは、私が重視した点です。
駅から1分、お客様がすぐに分かると場所というのは、こちらの手間も軽減されます。
シェアオフィスってどんなところなの?見てみたいという方は無料相談にお越しくださいね。