起業して間もない頃、経営者の先輩から
「今のうちから、利益の一部を寄付したら良いよ」
と勧められました。
十分な利益も出せてない、月末の支払いさえ必死な状況だったのに
寄付なんて・・・
と思っていましたが、寄付することが何かしら励みになるのかなと思って月3000円の寄付から始めました。
お陰様で、20年近く続けることができています。
そんな寄付のススメについて書いてみました。
私が定期的に寄付している団体は次の2団体です。
発展途上国の子どもたちを支援する団体です。
世界には衛生状態が悪かったり、十分な教育を受けられない子ども達もたくさんいます。
そんな子ども達の自立を目指して活動している団体です。
私に寄付を進めて下さった先輩が、こちらに寄付されていたので、
私も同じところから!
と始めました。
こちらの支援者になると子どもと文通ができるんです。
アフリカの子どもから写真やお手紙が届いて、自分のお金が誰かの役に立っているんだなぁと実感ができます。
私も手紙を書いたり、折り紙やハンカチなどのちょっとしたプレゼントを送ったりして、つながりを楽しんでいます。
チャイルドから届いたお手紙
日本語訳もつきます(笑)
親に頼ることができない10代の若者を支援しているNPO法人です。
具体的には、1人暮らしの高校生に食事を送ったり、LINEで悩みを相談できるユキサキチャット、大阪ミナミでのフリーカフェ事業などを取り組んでおられます。
こちらの団体を知ったのは、代表の今井さんのトークセッションを聞いたことがきっかけです。
10代で孤立しているなんて辛い。
未来に希望を持ってほしい。
単純にそう思ったので、サポートを始めました。
認定NPO法人D×P(ディーピー)|孤立する10代の支援
10代の孤立を解決する認定NPO法人D×P(ディーピー)の公式ウェブサイトです。定時制高校での授業や校内カフェ、LINEをつかった進路相談サービス「ユキサキチャット」で不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代と出会いサポート...
定期的な支援は上の2団体。
その他、震災などの災害時にちょこちょこと言った感じです。
これらの団体は確定申告の際に寄付金控除を受けることもできます。
寄付した団体からは、定期的に活動報告書が届きます。
そこには支援先のリアルがあります。
正直な所、10代で孤立している若者が多いことなどほとんど知りませんでした。
そして、彼らが食べるものも我慢して毎日を送っているということも。
私は
学びたい人が平等に学ぶことができる世の中であって欲しい
と願っています。
学ぶことができる時期に、自分の生活のことでいっぱいいっぱいの高校生がいるという事実は衝撃でした。
こういう寄付を通して、私の視野が広がっています。
誰かの役に立ちたい
と思いながらも、役に立っているのかな???と実感が持てない時もあります。
こうやって少額でも寄付を続けていると、
私が働いた成果が誰かの支援につながっている
増額できるように、また頑張ろう
という励みになるんです。
自分の得意分野でしっかり稼いで、誰かの支援につなげる。
稼ぐことのモチベーションです。
儲かってから寄付するではなく、
寄付し続けることを目指して、儲かる前から寄付をする。
これ、結構効果ありますよ!
皆さんも寄付している団体などありましたら、教えてください!