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コミュニティが続かないのは頑張りすぎるから

2023/01/10

コミュニティを作ると事業主にもお客様にもメリットがある!

と説明してきましたが、多くのコミュニティが長続きしないのも現状です。


私がわくらくを立ち上げた頃は

「コミュニティの寿命は3年やでー」

なんてことも言われました。

おかげさまで、19年近く続いています。

2022年12月のクリスマス会のヒトコマ


コミュニティが続かない理由の一つは

「リーダーが最初に頑張りすぎること」

です。


頑張ったら長続きしないなんて、逆説のようですね。


コミュニティを立ち上げる時、サービス精神を発揮してしまいがち

皆さんが今、コミュニティを立ち上げるとしたら、どのようなサービスを提供されるでしょうか?

興味を持ってもらうため、継続して参加してもらうために、あれやこれやと特典を考えたり、有益な情報を提供しようと盛りだくさんの企画を立てられるのではないでしょうか?


お客様に喜んでもらいたい、お得感を感じて欲しいという気持ちは素晴らしいのですが、最初から頑張りすぎると途中でネタ切れしたり、お客様が飽きてしまわれることもあります。


サービスには適量がある

ある面白いデータがあります。


毎日音声配信をしていた人が、忙しくなったこともあり、配信を2日に1回に減らされました。

毎日配信することで、リスナーにとって聞くことが習慣化されていたので、配信を半分に減らしたらリスナーや視聴数が減るだろうと予測されてました。


しかし

結果はファンが増え、全体の視聴数も増えたのです。


面白いですね。


毎日配信していると、1か月に30本配信されます。

情報収集する側にとっては週末など聞くことができない日があると「未視聴」が溜まります。

未視聴が溜まる → なんだか着いていけてない気持ちになる →少しずつ疎遠になる

ということが起こったようです。


2日に1回、月15本配信くらいだと、未視聴が溜まらない程度に適度に消化できたのでしょうね。



サービスはもりもりにした方が良いと思われるかもしれませんが、過剰すぎると

「上手く活用できてない」

という損した気持ちを引き起こしてしまいます。

人間って勝手ですね(笑)


サービスを少なくすればいいという話ではありませんが、適量がありますし、長続きさせるためにも頑張りすぎずにゆるゆるとスタートさせてみたら良いですよ。
お客様の反応を見ながら、サービスも固めていったら良いんです。

成功するコミュニティづくり基礎の基礎では、失敗するコミュニティの特徴についてもお話しています。
コミュニティの寿命3年説も解説していますので、気になる方、お待ちしてます。